マンCに頼もしすぎる男が帰ってきた 最終ライン救う“左足のスペシャリスト”

シェフィールド戦で復帰を果たしたラポルテ photo/Getty Images

ペップも大喜び

マンチェスター・シティの最終ラインに頼もしい男が帰ってきた。現地時間21日に行われたシェフィールド・ユナイテッド戦でDFアイメリック・ラポルテが怪我による長期離脱から復帰したのだ。

今季開幕直後の9月に行われたブライトン戦でひざの軟骨と半月板を負傷したラポルテ。マンCはもともとCBを本職とする選手の枚数が多くなかったために、このラポルテの負傷離脱で最終ラインは“火の車”状態に。加えて彼の代役として期待されたニコラス・オタメンディとジョン・ストーンズ共にパフォーマンスが不安定。そのため、ここまではMFを本職とするフェルナンジーニョやロドリがCBとして駆り出される状態が続いていた。

そんな中での主力CBの帰還。シェフィールド戦でもラポルテは問題なくプレイしていたように見える。大事をとって途中交代したものの、ファンは彼の復帰で胸をなで下ろしていることだろう。どうやら、それは指揮官も同じ様子だ。ジョゼップ・グアルディオラ監督は試合後、このDFを“世界最高の左CB”と称賛しつつ次のように語っている。
「ラポルテは私にとって世界最高の左CBだ。世界最高のチームが最高のCBを欠いていたことを想像してみれば、我々がどれだけ彼の復帰が待ち望んでいたかわかるだろう。彼は左利きのスペシャリストだよ。空中戦にも強いし、人間としても素晴らしい。ラポルテが65分から70分程度プレイできたことは、最初の一歩として非常に嬉しく思っている。シーズン終了までこのまま我々を助けてくれることに期待しているよ。彼のキャラクターとメンタリティは我々にとって重要なものなんだ」

グアルディオラ監督がこのように話したことを英『Daily Mail』が伝えている。同監督はラポルテの復帰が相当に嬉しかったようだ。そして、指揮官にそんな言葉を送られたラポルテ自身も戦列に復帰した喜びを次のように語った。

「本来であれば復帰にはもう少し時間がかかったかもしれない。今回の出場は試合当日に監督と話して決めたんだ。チームを助けるために復帰することができて嬉しいよ。試合に出ることは僕にとって非常に重要なことだった。おかげで良いテストができたね。離脱中は僕にとって、とても難しい時間だった。チームメイトが苦しんでいるのを見ていたからね。でも今ではベストを尽くしてチームを助けることができるようになった。より多くの時間プレイし、さらに貢献できることを願っているよ」

マンCに帰ってきた頼もしすぎる“世界最高級CB”。長く苦しい時間が続いたシチズンズだが、ここから反撃に打って出る。

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