[移籍]冨安や遠藤航に続け! 清水DF松原、海外挑戦の登竜門ベルギーリーグへ 

シント・トロイデンへ移籍することとなった松原 photo/Getty Images

シント・トロイデンへ移籍

清水エスパルスは20日、同クラブに所属するDF松原后がベルギーのシント・トロイデンへ完全移籍することが内定したと発表した。なお、現地でのメディカルチェック後に正式契約を結ぶ予定とのことだ。

現在23歳の松原は、浜松開誠館高校卒業後の2015年に清水へ入団。2年目の2016シーズンから出場機会を増やし、それ以降はチームの主力として活躍しており、昨季もJ1で34試合に出場していた。今回の海外挑戦に際して、クラブの公式サイトとを通じて次のようなコメントを残している。

「報告が遅くなりすみません。このたび、ベルギーのシント・トロイデンに移籍することになりました。僕にきたチャンスを尊重し、快く送り出してくれるエスパルスには感謝しかありません。と同時にこのクラブを背負うような気持ちで挑戦してきます。高校を出て、何もできなかった僕とサポーターの皆さんとは5年間喜怒哀楽あり、色々な経験をさせてもらい成長させて頂きました。一番伝えたいことは、僕はエスパルスが本当に大好きということ。静岡で育ち、このクラブでサッカーができて幸せでした。僕の心はエスパルスと共にあります。本当にありがとうございました」
また、松原は自身のSNSアカウントでも海外挑戦を報告しており、サポーターからは「成長した姿を見せてください!」や「松原選手なら絶対に活躍できると思います」、「海外での活躍を楽しみにしています」、「松原選手らしいサッカースタイルを貫いてください」など、たくさんのエールが送られていた。

近年は多くの日本人選手が積極的に海外挑戦を決断しており、中でもベルギーリーグは登竜門となっている。現在も伊東純也(ヘンク)や植田直通(サークル・ブルッヘ)、鈴木優磨(シント・トロイデン)、森岡亮太(シャルルロワ)など多くの選手がプレイしている。はたして、松原はシント・トロイデンで自身の力を発揮することができるのか。冨安健洋(ボローニャ)や遠藤航(シュツットガルト)のように、シント・トロイデンからのさらなるステップアップにも期待だ。

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