喜びすぎて選手がマスコット界のタブーを ブラジルで珍事[映像アリ]

ヴァスコ・ダ・ガマの選手たち。見事1部残留を決めた

ゴール後にマスコットの頭を奪い取る

2日に行われたブラジル・セリエA第36節のヴァスコ・ダ・ガマとクルゼイロの一戦で珍事が起きた。

この日、残留争いを繰り広げているの17位のクルゼイロをホームに迎え入れた12位のヴァスコ・ダ・ガマ。開始10分に、かつてポルトやインテルなどで活躍した元コロンビア代表MFフレディ・グアリンのゴールで幸先よく先制に成功する。すると、この直後に事件が起きた。

先制点を決めたグアリンは、そのままゴール裏へ走っていき、近くで応援していたクラブのマスコットと一緒に喜びを分かち合う。そこにベンチメンバーも含めて多くのチームメイトたち駆け寄り、同選手を盛大に祝福するのだが、この試合で右ウイングを任されていたブラジル人FWロッシがマスコット業界のタブーをおかした。クルゼイロとのこの直接対決に勝利すれば残留が決まることもあってか、ロッシは喜びを爆発させ、あろうことかマスコットの頭を奪い取って中に入っていたスタッフをさらけ出してしまったのだ。
その様子が中継カメラにも捉えられており、これを取り上げたブラジル『globoesporte』は「提督は選手たちと一緒にゴールを祝いたかっただけなのに、ロッシがマスコットの頭を剥いでしまった」と綴っている。

なお、ヴァスコ・ダ・ガマはこの先制点を最後まで守り切り、1-0でクルゼイロを撃破。2試合残して1部残留が決定し、さらに12位をキープしたことでコパ・スダメリカーナ出場権獲得へも前進した(フラメンゴがコパ ・リベルタドーレスを制したことなどもあり、今季は9位から14位までの6クラブにコパ・スダメリカーナの出場権が与えられる)。




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