メッシにだけは負けられない 2020年、C・ロナウド大逆襲は起こるか

ユヴェントスのロナウド photo/Getty Images

来年はバロンドールを狙ってくる

2019年のバロンドールはバルセロナFWリオネル・メッシが受賞することになったが、メッシはこれが史上最多となる通算6度目のバロンドール受賞だ。

これをメッシの永遠のライバルであるユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドはどのような気持ちで捉えているのだろうか。今のサッカー界で「史上最多」というワードに最も敏感なのはロナウドのはずで、自身を超える6度目の受賞を許したことに納得しているわけがない。

スペイン『MARCA』は、ロナウドが2020年に全く違うストーリーを描こうと決意しているはずと主張する。2020年の1年間を充実したものとし、自身も6度目のバロンドールを狙ってくるのは間違いない。
昨季はセリエAを制したが、それだけでは足りない。バロンドールへ成し遂げるべきはチャンピオンズリーグ制覇で、ロナウドもマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリードに続く3つ目のクラブでのチャンピオンズリーグ制覇を望んでいる。昨季はベスト8で敗れたが、タレント力を考えればユヴェントスはチャンピオンズリーグ制覇を十分に狙えるチームだ。

さらに来年はEURO2020が控えている。ポルトガルは前回王者として大会に臨むことになり、ロナウドも連覇を狙っているはず。セリエA、チャンピオンズリーグ、さらにはEURO2020と、タイトルに恵まれた1年を過ごせば6度目のバロンドールも見えてくる。

昨年はレアル・マドリードでチームメイトだったルカ・モドリッチ、今年はライバルのメッシにバロンドールを譲ったが、ロナウドがこれで納得するわけがない。2020年にロナウドがどんな輝きを見せてくれるのか楽しみだ。

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