EURO2020優勝候補No.1はどこだ 今こそ“最強黄金世代”が輝く時

前回王者はポルトガル代表 photo/Getty Images

優勝候補1位は今がピークのあのチーム

EURO2020出場国はまだ全て出揃ったわけではないが、現段階で優勝候補No.1はどのチームとなるのだろうか。

予想を展開するのは早すぎるかもしれないが、今回『90min』は「優勝を狙えるチームTOP9」なるランキングを作成。どのチームが優勝に最も近いのか予想を展開している。

9位:クロアチア代表



クロアチアはロシアワールドカップのファイナリストだが、まだアウトサイダーとの印象が強い。昨夏チームの主役だったルカ・モドリッチ、イヴァン・ラキティッチの2人がそれぞれレアル・マドリードとバルセロナで苦戦していることも気がかりで、昨年のチームは全体的にベテランが多かった。EURO2020優勝候補と自信を持って宣言するのは難しいか。

8位:ドイツ代表



悪夢の2018年から復活を目指すドイツでは、FWセルジュ・ニャブリやティモ・ヴェルナーなど若い力がチームの主役となりつつある。今回の予選も安定感はあったが、強豪相手の成績には疑問が残る。

今夏のUEFAネーションズリーグではオランダ、フランス相手に2分2敗と手痛くやられてしまい、今回の予選でもオランダには2-4のスコアで敗れている。強豪を圧倒するほどの力はまだ戻っていないとの判断から、今回の優勝予想ランキングでは8位だ。

7位:スペイン代表



10年前のような無敵感はないものの、今回の予選も8勝2分と負けなしで通過。FWミケル・オヤルサバル、MFファビアン・ルイスなど若い世代も積極的に取り入れており、チームにはポジティブな空気も漂う。優勝候補筆頭に挙げることはできないが、セルヒオ・ラモスらベテラン勢と若手が融合すれば上位進出は確実に狙えるはずだ。

6位:イタリア代表



復活のアッズーリだ。予選ではグループの組み合わせに恵まれたとの声もあるが、10戦全勝で本大会行きを決めたのは見事だ。MFニコロ・ザニオーロやニコラ・バレッラ、FWフェデリコ・キエーザなどフレッシュなタレントが続々と入ってきており、今の彼らには確かな勢いがある。

気になるのは予選で強豪と戦っていないところで、強豪相手にどこまで通用するのか未知数な部分も多い。予選の成績だけでは判断できない部分も多く、それが全勝でも6位に留まった理由か。

5位:オランダ代表



こちらも復活組だ。前回のEURO2016では悪夢の予選敗退を味わったが、今はDFフィルジル・ファン・ダイク、MFフレンキー・デ・ヨングらワールドクラスの選手が揃う強力なチームとなっている。ネーションズリーグでもファイナルまで進むなど、強豪相手にも結果が出ている。タレントの質を考えても、来夏欧州の頂点を目指すことは十分に可能だ。

気になる点があるとすれば、EUROやワールドカップの大舞台を経験していない若者がいることくらいか。経験値は今のオランダに不足しているものだ。

4位:イングランド代表



続々と優秀な若手が出てきているイングランドは、今最もスタメン争いが激しくなっている代表チームの1つと言える。本大会までに激しいサバイバルが繰り広げられるはずで、その競争が選手たちのモチベーションを刺激するのは間違いない。ロシアワールドカップ得点王のハリー・ケインが好調を維持し、ジェイドン・サンチョら若手が大舞台でも本来の力を発揮すれば優勝も不可能なミッションではない。

3位:ポルトガル代表



予選ではやや鈍いスタートとなったが、のらりくらりと結果を出すポルトガルは危険なチームだ。前回大会のEUROでも優勝候補本命ではなかったが、粘り強い戦いで欧州の頂点に立った。

ブルーノ・フェルナンデス、ベルナルド・シウバ、ルベン・ネベスらクセ者揃いの中盤に加えて若きスター候補FWジョアン・フェリックス、そして何と言っても最前線には一撃で試合を変えるクリスティアーノ・ロナウドが構える。強豪をねじ伏せるだけの力は十分に備わっている。

2位:フランス代表



ロシアワールドカップ王者が2位だ。タレント力は圧倒的で、イングランドと同じく優れた若手が次々と出てきている。

ただし、同メディアは主力選手のコンディション調整にEURO2020制覇のカギがあると指摘している。現在もMFポール・ポグバが怪我に苦しんでおり、FWキリアン・ムバッペもハムストリングを傷めて離脱していた期間があった。彼らが来夏万全の調子を整えているのか、気にかかるのはその点くらいだ。

1位:ベルギー代表



そんなワールドカップ王者を抑え、優勝候補No.1に選ばれたのはベルギーだ。エデン・アザール、ケビン・デ・ブライネ、ロメル・ルカクら黄金世代はピークの時を迎えており、ベルギーにとって来夏はビッグタイトルを獲得する貴重なチャンスと言える。

フランスやイングランドほど世間を騒がせる若手タレントが出てきているわけでもないため、これを逃してしまうとアザールやトビー・アルデルヴァイレルト、ヤン・ヴェルトンゲンらはピークを過ぎてしまう恐れがある。今大会は黄金世代にとってEUROを制するラストチャンスか。


果たしてこの9チームから来夏の王者は生まれるのだろうか。前回大会ではポルトガルのサプライズもあり、短期決戦では何が起きるか分からない。実力的にはベルギーが優勝候補No.1に選ばれたが、その前評判通り「赤い悪魔」は欧州を支配できるか。

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