ウェールズの王様がレアル&代表で目覚めた EURO2020躍進のカギを握る男

ウェールズ代表のベイル photo/Getty Images

調子は上向き

EURO2020予選グループステージを3試合戦った段階で1勝2敗。ロシアワールドカップ準優勝のクロアチアと同じグループEに入っているウェールズ代表は、やや鈍いスタートを切ってしまった。

6日には格下アゼルバイジャン代表と対戦したのだが、こちらも1-1の状況が続く苦しい展開に。ホームで絶対に勝利が欲しい一戦だが、ウェールズを救ったのはレアル・マドリードで復活の狼煙を上げつつあるFWガレス・ベイルだ。

84分にペナルティエリアでの混戦からベイルがヘディングで押し込んで何とか2-1で勝利。成績を2勝2敗とし、グループ突破への可能性を残すことに成功した。10月にはスロバキア、クロアチアと上位組との戦いが控えているだけに、このアゼルバイジャン戦の勝利は大きい。
ウェールズといえば前回のEURO2016でベスト4にまで食い込んだチームだが、その再現をするにはベイルが奮起するしかない。ベイルはウェールズ代表としてホームで戦った直近19試合で、14得点5アシストと計19得点に深く関与しているのだ。10月のクロアチア戦はホームで戦えるため、スーパーエース・ベイルにはレアルで調子を維持しておいてほしいところ。

EURO2016の再現を期待するサッカーファンも多いはずだが、ウェールズは喰らいついていけるのか。全てのカギはベイルが握っている。

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