なぜラカゼットじゃなくてジルー!? 仏代表メンバーにアーセナルファンは不満

アーセナルのラカゼット photo/Getty Images

召集基準に納得できず

8月29日に発表されたフランス代表メンバーには、チェルシーFWオリヴィエ・ジルーの名前もあった。ジルーといえば昨年のロシアワールドカップでも優勝に貢献した大型FWで、代表監督ディディエ・デシャンは全幅の信頼を置いてきた。

しかし、今召集すべきなのだろうか。ジルーはチェルシーでポジションを失っており、今は若いタミー・エイブラハムがブレイクしている。チェルシーで控えのジルーが召集されることに疑問を持つ人もいるだろう。

特にアーセナルサポーターは納得できない。アーセナルで結果を出しているFWアレクサンドル・ラカゼットが召集されていないからだ。チェルシーで控えのジルーを召集し、アーセナルできっちりと得点を挙げているラカゼットは呼ばない。召集基準に疑問があるのは確かだ。
仏『France Football』によると、これについてデシャンは「残念ながらジルーはクラブで難しい状況にあり、理想的ではない。しかし、代表では数字が示すように良いパフォーマンスを見せてきた」と語っており、ジルーへの信頼をアピールしている。

英『Football London』によると、アーセナルサポーターからはこれに対して不満の声が挙がっている。

「ラカゼットは何をすればいいんだ?」

「ジルーはムバッペ、グリーズマンとプレイしながらワールドカップで無得点だった」

「デシャンとラカゼットの関係に何かあるのか?ズマはチェルシーで酷いスタートを切ったが、メンバーに入っている。ジルーもプレイしていないのに……」

選手を選ぶ権利は代表監督にあるため、デシャンがラカゼットを好まないのも自由だ。しかしジルーにこだわり続ける必要はあるのか。疑問の声が挙がるのも頷けるメンバー構成となっている。

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