メッシだけじゃない!? 黒星バルサに欠けていた”中盤の帝王“の存在

バルセロナのブスケッツ photo/Getty Images

今季もまだまだ重要な存在か

今季開幕節でアスレティック・ビルバオに0-1で敗れるまさかのスタートを切ったバルセロナでは、リオネル・メッシが不在だったことが大きく取り上げられた。メッシは負傷でこのゲームを回避していたのだが、前線にアントワーヌ・グリーズマン、ウスマン・デンベレ、ルイス・スアレスの3枚を擁しながら1点も奪うことができなかった。

未だにバルセロナはメッシ依存状態にあると言われても仕方のない結果だが、スペイン『MARCA』がもう1つ注目したのがセルヒオ・ブスケッツの存在だ。このゲームで指揮官エルネスト・バルベルデは、ブスケッツをベンチスタートにする判断を下した。代わりにアンカーを務めたのは、アヤックスから合流したフレンキー・デ・ヨングだ。

デ・ヨングはプレシーズンから非常に高い評価を受けており、先発出場は納得できる。ただ、中盤の構成がデ・ヨング、セルジ・ロベルト、カルレス・アレニャの組み合わせになったのは少し意外だったと言えよう。
同メディアは長らく中盤の底でフル稼働してきたブスケッツの負担を軽減させられる選手がようやく現れたと考えており、デ・ヨングのアンカー起用にも理解を示している。しかし、今回の結果からブスケッツは引き続きバルベルデのキーマンであるとも伝えており、今季もブスケッツが重要な存在になると見ている。

将来的にはデ・ヨングがブスケッツの後継者になっていくのかもしれないが、現段階ではまだブスケッツの方が安心できる。バルサの哲学を知り尽くす中盤の王として、今季もブスケッツは重要か。

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