かつてバルセロナやアーセナルで躍動した男は再び輝きを取り戻すことができるのか。チリ代表FWアレクシス・サンチェスがマンチェスター・ユナイテッドで過ごす時間は厳しいものとなっている。
2018年1月にマンUへ加入したサンチェス。当初は新たなエースとなることを期待されていたが、彼はいまだその真価をオールド・トラッフォードで発揮できていない。加入してからわずか5ゴール。昨季から盛んに売却の噂が囁かれ、チームでの立場はほぼないと言っていい状況に追い込まれている。
しかし、クラブOBのロビン・ファン・ペルシー氏はサンチェスがまだ輝きを取り戻せるはずだと主張。悩めるマンUの後輩について次のように語っている。
「サンチェスは今でもワンダフルだし、素晴らしい選手だ。彼は再び自身が幸せになる方法を見つけ出さなければいけないね。もし幸せなら、プレイを楽しめるはずだ。私が見る限り、彼は最初の数カ月はその状態だったと思うんだけどね。彼はまだプレイできる。いまだにファンタスティックな選手さ。だが、今の彼は幸せそうには見えない。その理由が私にはわからないけどね……」
ファン・ペルシー氏がこのように語ったことを英『Daily Mirror』が伝えている。オランダのレジェンドは鳴り物入りでマンUに加入したストライカーという過去の自分に似た立場のサンチェスにエールを送っている。マンUの悩めるアタッカーにとって、これは非常に心強い言葉だろう。
はたして2019-20シーズン、サンチェスは見事な復活劇を演じることができるのか。これまでの不甲斐ない時間を忘れさせてくれるような大活躍に期待だ。
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