選手と監督の絆 “ユーヴェの心臓”が明かした恩師への想い

ともに数数々のタイトルを獲得してきたピャニッチとアッレグリ photo/Getty Images

今があるのは「アッレグリ 」のおかげ

ユヴェントスに所属するボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表MFミラレム・ピャニッチにとって、クラブの前指揮官であるマッシミリアーノ・アッレグリ監督は非常に大きな存在だったようだ。

2016年にローマからユヴェントスへ移籍した現在29歳のピャニッチ。加入初年度からチームの主力として活躍し、ここまでの3シーズンで公式戦通算135試合19ゴール36アシストを記録している。イタリアの絶対王者でもキックの精度や巧みなボールコントロールなど持ち味を遺憾なく発揮しているが、アッレグリ監督のもとで守備にも磨きをかけた。鋭い嗅覚でピンチの芽を摘むなど、攻撃面だけでなく守備面でもチームに貢献し、チームの心臓として必要不可欠な存在となっている。

ピャニッチをひと回りもふた回りも成長させたアッレグリ監督との旅は、今夏に突如終わりを迎えることとなった。ピャニッチは『VANITY FAIR』のインタビューに応じた際、恩師への想いや思い出を次のように明かしている。

「僕はアッレグリと素晴らしい関係を持っていたし、よく話し合ったりもしたね。彼は次のステップへ向けて、少し考えたいんだけじゃないかな。決断を下しさえすれば、ビッグクラブを見つけるのに苦労はしないと思うよ。もちろん、彼と何回も衝突したことがあるよ。でも、それは普通のこと。僕にもそうだったけど、彼は面と向かって物事をはっきりといってくれる人なんだ」

「ローマを退団した僕に、彼はジョークも飛ばしてきたよ。『5メートル以上長いパスを通せないだってな』と言ってね。僕は彼のおかげで偉大なプレイヤーになれたんだ。彼が『オレは史上最高のイタリア人MFだったんだ』と言ってきたときは、わかることしかできなかったけどね」

昨季をもってユヴェントスを退団し、現在フリーとなっているアッレグリだが、これまでの功績により、次も欧州制覇を目指すようなビッグクラブを率いる可能性が高いだろう。ピャニッチもいつの日か偉大な恩師と敵として相見えることとなるかもしれない。その日までに、ピャニッチはさらなる飛躍を遂げ、アッレグリにより一層成長した姿を見せることができるのか。

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