チェルシーを待つ”ストライカー問題”! やはり大きかったD・コスタの穴

チェルシーのジルー photo/Getty Images

ジエゴ・コスタと数字を比較

今夏FIFAから補強禁止処分を受けているチェルシーにとって、1番の悩みどころとなるのが最前線だ。昨季はアルバロ・モラタ、オリヴィエ・ジルー、ゴンサロ・イグアインらで回してきたが、いずれもヒットせず。レアル・マドリードへ移籍したエデン・アザールが得点源となっており、センターフォワード問題はチェルシーを悩ませ続けることになった。

英『The Sun』は、そのストライカー危機が今季も継続されると分析している。モラタはアトレティコ・マドリードへ去り、イグアインもユヴェントスに戻った。今のところチェルシーの選択肢はジルー、ミッチー・バチュアイ、若いタミー・アブラハムということになる。

ジルーはチェルシーに加入して以降、プレミアリーグでは計40試合に出場して5得点。8試合かけてようやく1ゴールというペースになっており、ポストプレイヤーならまだしも得点源としては期待をかけづらい。バチュアイの場合は、プレミアリーグ通算32試合で7得点。ジルーよりは良いペースだが、それでも4.6試合に1ゴールのペースだ。
アブラハムは昨季もレンタル先のアストン・ビラで結果を残した大型ストライカーで、サポーターが長年トップチーム入りを待ち望んでいた選手でもある。しかし、プレミアリーグではまだまだ未知数な部分が多すぎる。センターフォワードの1番手と考えるのは早すぎるだろう。

同メディアは比較対象としてプレミアリーグ制覇に貢献した現アトレティコ・マドリードFWジエゴ・コスタを挙げているが、コスタの場合はチェルシーでリーグ戦通算89試合52得点と見事な成績を残している。1.7試合に1ゴールのペースとなっており、やはりコスタの存在は非常に大きかった。別れ方はやや残念だったが、今サポーターが求めているのはコスタのように決定力のあるストライカーだ。

果たしてこの問題を誰が解決してくれるのか。アザールを失った今、誰に頼ればいいのか分かりづらい状況となっている。

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