イングランド代表DFの後釜は誰? トッテナムが右SBに据えるべき“5名”

アトレティコへ移籍したトリッピアー photo/Getty Images

英メディアが選出

17日、トッテナムからアトレティコ・マドリードへの移籍が発表されたDFキーラン・トリッピアー。彼は昨年のロシアW杯でもイングランド代表の一員として活躍した。昨季は本来の実力を発揮できなかったとの声もあるが、トッテナムにとって重要な戦力であったことは間違いない。

レギュラーSBを失ったトッテナムは今後どう動くのか。セルジュ・オーリエをそのまま起用する手もあるが、英『FourFourTwo』は「トッテナムがトリッピアーの代役に据えるべき選手」と銘打ち同クラブに5名の候補を推薦している。

・デンゼル・ダンフリース(PSV/23歳)

まずはオランダ期待の新星。昨年8月にA代表デビューを飾ったばかりの逸材だ。189cmのサイズを誇る大型サイドバックで、センターバックでもプレイ可能。巨体を揺らしながら右サイドを駆け上がる攻撃性も強みのひとつだ。小柄なトリッピアーとは違った特徴を持つダンフリースは興味深い選択肢と言えそうだ。

・ユーセフ・アタル(ニース/23歳)



アトレティコからの関心も噂されていたが、トリッピアーの獲得で可能性は限りなくゼロに近いものとなったことだろう。アルジェリア代表の23歳は欧州屈指のドリブラーとしても評価されており、多彩な攻撃パターンが売りだ。多くのサイドバックが得意とする縦への突破のみならず、カットインも得意とする。スピードも申し分ない上、時折見せる股抜きは圧巻だ。

・ニコラ・ミレンコビッチ(フィオレンティーナ/21歳)



こちらも身長195cmの大型サイドバック。センターバックを本職としながらも、昨季はフィオレンティーナで右サイドバックのレギュラーを務めた。まだ粗削りな面こそあるものの、圧倒的なまでの空中戦の強さや長いストライドを活かしたボール奪取は魅力的だ。

・リカルド・ペレイラ(レスター/25歳)



加入初年度からレスターで定位置を掴んだ25歳。高い位置や逆サイドでもプレイ可能なユーティリティ性は重宝するはずだ。ランニング能力に定評があり、多少長いボールでも難なく追いつくスピードは魅力。相手の隙を突くスルーパスも絶品だ。今季は守備面でも精度の高いタックルで幾度となく相手の進撃を阻んだ。

・ファン・フォイス(トッテナム/21歳)



代役の確保に動かないのであれば、もちろんこの男も候補だ。センターバックの選手でこそあるが、コパ・アメリカではアルゼンチン代表の一員として右サイドバックも経験し、一定のパフォーマンスを披露した。マウリシオ・ポチェッティーノ監督が守備に重きを置くのであれば、フォイスで事足りるかもしれない。

いずれも若い選手が選出されている。年齢を考慮しないのであれば、現在獲得が噂されているマルセイユの日本代表DF酒井宏樹も候補となるだろう。はたして、来季のトッテナムは誰を右サイドバックのレギュラーに据えるのか。ポチェッティーノ監督の選択に注目だ。

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