リヴァプールに必要な”5選手”!? コパ・アメリカで注目すべきタレント

ウルグアイ代表のペレイロ photo/Getty Images

多くのスカウトが熱視線送る

開幕したコパ・アメリカ2019には、数多くのスカウト陣も熱い視線を送っている。すでに欧州クラブで活躍している者もいれば、南米のクラブでプレイしている実力者もいる。そうした南米の才能をチェックするうえでコパ・アメリカほど良い大会はない。

今回英『LIverpool Echo』は、プレミア制覇を狙うリヴァプールの目に留まるであろうタレントを5名リストアップ。まだ南米でプレイしている選手もいるが、なかなか興味深いチョイスとなっている。

1.エステバン・アンドラーダ(GK/ボカ・ジュニアーズ/アルゼンチン代表/28歳)

リヴァプールではアリソン・ベッカーが絶対的守護神として君臨しているため、リヴァプールに必要なのは控えGKだ。リヴァプールではシモン・ミニョレが退団濃厚とされており、その後釜としてアンドラーダに同メディアは注目しているわけだ。

2.ジョバンニ・ゴンザレス(DF/ペニャロール/ウルグアイ代表/24歳)



今年に入ってから代表デビューを果たしたゴンザレスは、右サイドバックを本職とする選手だ。リヴァプールでは若いトレント・アレクサンダー・アーノルドが主力となっているが、そのバックアッパーとしてゴンザレスは非常に興味深い選手だ。攻撃力も持ち合わせており、ゴンザレスは1試合平均2.14回のドリブルを仕掛け、成功率は80%を記録している。

クロスも1試合平均3.86本蹴っており、成功率はアーノルドの34.88%を上回る41.67%だ。リヴァプールに限らず、今夏欧州クラブが獲得へ動くのではないかと同メディアは予想している。

3.ガストン・ペレイロ(MF/PSV/ウルグアイ代表/24歳)



リヴァプールでは攻撃的MFがオプションとして必要とされているが、今季PSVでリーグ戦10得点6アシストを記録したペレイロは面白い候補者となる。エールディヴィジとプレミアリーグではレベルに差があるが、ペレイロは1試合平均3.03本のシュートを記録。リヴァプールの中盤に欠ける得点力をプラスできる存在となる。

4.ダビド・ネレス(FW/アヤックス/ブラジル代表/22歳)



こちらは説明不要と言ってもいいだろう。今季サプライズを起こしたアヤックスにおいて、サイドから積極的な仕掛けを見せたドリブラーだ。そのドリブルはレアル・マドリード級の相手にも通用することが証明されており、ブラジル代表入りを果たした。多くのクラブが目をつけており、ステップアップが近い注目のアタッカーだ。仮にリヴァプールへ加われば超強力な前線が完成することになる。

5.マキシ・ゴメス(FW/セルタ/ウルグアイ代表/22歳)



こう見ると、ウルグアイ代表から多くの選手が選ばれている。マキシ・ゴメスは今季もリーガ・エスパニョーラで13得点を記録しているセンターフォワードで、このポジションは今のリヴァプールに不足している部分だ。ロベルト・フィルミーノとは異なるタイプのセンターフォワードが必要と言われており、これまでもリヴァプールの獲得リストに挙がっていると噂されてきた。フィルミーノからポジションを奪うのは簡単ではないが、獲得できれば信頼できるオプションとなる。


ウルグアイは日本代表と同じグループCに入っており、優勝候補の一角にも挙げられる存在だ。ゴメス、ペレイロ、ゴンザレスの3選手をチェックしてみるのも面白い。ここで評価された5選手がコパ・アメリカでどこまで自分の実力を発揮できるか楽しみだ。

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