バイエルンの最終ラインはどう変わるのか 気になる”万能戦士”の起用法

ドイツ代表でも主力のキミッヒ photo/Getty Images

サイドバックでも中盤でもトップレベル

今夏にDFバンジャマン・パヴァール、DFリュカ・エルナンデスが合流するバイエルンでは、最終ラインの構成がどう変わっていくかが注目される。2人はセンターバックはもちろん、フランス代表ではサイドバックを担当してロシアワールドカップ制覇に貢献している。指揮官ニコ・コバチが最終ラインをどの組み合わせで固めるのかは非常に興味深い。

特にブンデスリーガ公式が注目しているのが、ドイツ代表ジョシュア・キミッヒの起用法だ。キミッヒは右のサイドバックとしてプレイを続け、ドルトムントのジェイドン・サンチョに次ぐ13アシストを記録している。サイドバックの位置からのゲームメイク、精度の高いクロスボールはバイエルンにとって大きな武器になる。

ただ、キミッヒは中盤でもプレイできる選手だ。ドイツ代表でも中盤の底でプレイする機会が増えており、同サイトはバイエルンでも中盤起用が実現するのではないかと見ている。パヴァールを右サイドバックに回すことができるため、コバチには選択肢が増えることになる。
「キミッヒはポジショニングも戦術理解力も素晴らしく、タックルを嫌がることもない。揺るぎない勝利への思いもあり、羨むほどのスタミナもある。ボールを失うことも少なく、これ以上何が欲しい?」

同サイトはこのようにキミッヒを絶賛しており、サイドバックでも中盤でもキミッヒはバイエルンのリーダーになっていくことだろう。年齢を重ねるごとに存在感は増すはずで、来季もフル稼働に期待がかかる。

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