ムバッペはどのポジションでも得点量産? デシャン「彼は常に決定的」

PSGのムバッペ photo/Getty Images

頼れるフランスのエース

今季もパリ・サンジェルマンで躍動したFWキリアン・ムバッペは、今やフランス代表に欠かせないエースだ。圧倒的なスピードはもちろんだが、今季は39得点を挙げるなど得点力も順調に伸びている。

今後ムバッペがどう進化していくのか楽しみだが、フランス代表を指揮するディディエ・デシャンはムバッペの強みとしてポジションにパフォーマンスが左右されないところを挙げている。中央でも右サイドでも、問題なく得点に絡むことができるのだ。

「彼を9番の位置で起用したいのなら、彼は複数のポジションをこなす能力がある。カバーニとネイマールが不在の間は、彼が最前線でプレイしている。彼はどこでも効果的で多くのゴールを決めるんだ。ウイングの位置でも彼は得点を決める。どこでプレイするかは問題ではなく、彼は常に決定的な得点を決め、違いを生む能力を備えている。全てのアタッカーは中央でプレイしたがる。なぜか?守備の負担が軽減されるからさ」
仏『L'Equipe』によると、デシャンはこのようにコメントしている。代表ではオリヴィエ・ジルーを頂点に、アントワーヌ・グリーズマンとムバッペは比較的自由に動いている。左からでも右からでも決定的な働きができる2人だからこそ、戦い方にも幅が生まれてくるのだろう。ムバッペのベストポジションがどこかを決めるのはまだ早いが、ポジションに左右されないこともムバッペの強みだ。

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