ユーヴェの超新星が来季残留へ 剛腕代理人との契約延長交渉が完了か

将来のさらなる活躍が期待されるキーン photo/Getty Images

今季後半戦で大ブレイク

今夏の移籍市場で若手注目株となっているユヴェントスのイタリア代表FWモイーズ・キーンだが、来季もチームに残ることとなりそうだ。

現在19歳のキーンはユヴェントスの下部組織出身で、2016年11月に16歳ながらトップチームデビュー。昨シーズンはヴェローナへレンタル移籍し、セリエAでの実戦経験を積んだ。そして、今季からユヴェントスへ復帰を果たすと、前半戦はあまり出場機会を得られなかったが、後半戦では10代とは思えないような存在感を発揮。セリエAとチャンピオンズリーグを戦うこともあり、ターンオーバーを採用したチームで、リーグ戦4試合連続ゴールを記録するなど、貴重な勝ち点をもたらした。なお、キーンの今季成績は公式戦17試合に出場して7ゴール1アシストとなっており、昨年11月には18歳ながらA代表デビューも飾っている。

そんなイタリアの若き逸材に多くのビッグクラブが興味を示しており、アーセナルやパリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッドなどが移籍先の候補として名前が挙がっている。ユヴェントスはキーンとの契約が2020年6月末と残り1年となっていることもあり、延長交渉を試みているようだが、代理人が豪腕で知られるミーノ・ライオラ氏ということもあってかなかなか進展せず、移籍の噂が絶えない。
しかし、伊『Gazzetta dello Sport』などによると、ここにきてユヴェントスがようやくキーンとの契約延長にこぎつけた模様。同メディアは、ユヴェントスとライオラ氏がキーンの新契約について合意に達したと報じたのだ。新たな契約は2024年6月末までで、年俸200万ユーロ+ボーナスとなっているという。正式発表が行われるまでまだ何が起こるかわからないが、報道が事実であるのであればユヴェントスファンにとっては朗報となったかもしれない。

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