サポーターは武藤を信じている
マインツで確固たる地位を築き、いざ夢のプレミアリーグでブレイクだと意気込んでニューカッスルにやってきた日本代表FW武藤嘉紀にとって、今季は厳しいシーズンになってしまった。なかなか出場機会を確保できず、チームではサロモン・ロンドンやアヨゼ・ペレスら前線のライバルが躍動。武藤はすっかり居場所を失ってしまった。
武藤もSNSでタフなシーズンになったと振り返っていたが、これで終わりというわけではない。新たなリーグにチャレンジすることは難しく、来季こそ本当の勝負だ。マインツではしっかりと得点に絡めていただけに、プレミアのスタイルに慣れることができれば結果はついてくるはずだ。
英『Football Fancast』によると、ニューカッスルのサポーターからも武藤を励ます声が数多く出ている。来季にはチャンスがもらえるはずと考えているサポーターも多く、今は耐えてハードワークを続ける時なのだろう。
「俺たちはヨシを信じている!最初のシーズンはいつだってタフなもの。ハードワークを続けるんだ。君の時間がくる」
「出場機会がなければ得点は決められない。もっとチャンスが与えられるべきだ。来季の幸運を祈っている」
サポーターからはこのような意見が挙がっている。今季武藤の前に立ちはだかったロンドン、ペレスの去就は不透明となっており、今夏に前線の顔ぶれは変わるかもしれない。そうなれば武藤にもチャンスが巡ってくるはずで、来季は岡崎慎司に続いて日本人FWがプレミアでも通用することを証明してほしいところだ。