[MIXゾーン]首位FC東京を“背中”で引っ張る東慶悟 主将が意識していることとは

今季からキャプテンを務める東慶悟 photo/Getty Images

磐田戦でも随所に光った献身的で体を張ったプレイ

FC東京は12日、明治安田生命J1リーグ第11節でジュビロ磐田をホームへ迎え入れた。なかなかゴールを奪うことができず、ただただ時間だけが過ぎていったが、終盤の84分にCKのこぼれ球からMF久保建英が鮮やかなボレーを決め、1-0で勝利。開幕戦から無敗記録を「11」までのばし(8勝3分)、首位をキープしている。

この日のヒーローは間違いなく、今季リーグ戦初ゴールを記録し、チームを勝利へ導いた17歳の久保だ。ただ勝利の陰の立役者は、チームのキャプテンを務め、背番号「10」も背負うMF東慶悟ではないだろうか。今季からFC東京の腕章を託された同選手は、これまで豊富な運動量で人一倍汗を流し、プレイで、その背中で好調なチームを引っ張ってきた。この試合でもMF高萩洋次郎の欠場により、サイドハーフのポジションではなく、守備的MFのボランチとして先発起用されると、これまで以上に献身的で体を張ったプレイを披露。身を投げ出してゴールを守ったり、DFラインまで下がって相手の攻撃を阻止したりと、完封勝利に貢献した。そんな東が試合後にインタビューに応じた。

まず、磐田戦を「難しい試合になりましたけど、ホームですし、やっぱり勝ち点3を取らないといけない。前節G大阪にアウェイですけど引き分けていたので、今日は勝ち点3を取らないといけなかった。そういう意味ではすごくいい試合だったなと思います」や「ある程度引かれた中でも、ゴール前まで侵入できるシーンもありましたし、外で回しているだけじゃなくで、仕掛けたり、ゴールに向かったりするところはもう一回やっていこうというのは話していた。流れの中でゴールをすることはできなかったですけど、それらが積み重なって、ああやってセットプレイからゴールが生まれたと思うので、良かったと思う」と振り返った。

ボランチとしての起用については「ボランチはやっぱり守備をしないといけないので、その辺のリスク管理だったり、自分たちが攻める時にボランチはどちらかが残ったりしないといけないので、その役割だったり。これらをしっかりとやりながらも、ボールに絡んで行かないといけないので、その辺はサイドハーフとはちょっと違うところかなと思います」と話した上で「いろいろ走ってあげないといけない部分がある。(パスを受けるために)顔を出さないといけないですし、守備でも相手を潰さないといけないですし、時には一番後ろまで下がって守備しないといけないこともあるんで。ディエゴ(・オリヴェイラ)や永井(謙佑)さん、タケ(久保建英)、(大森)晃太郎、ナ・サンホだったり、周りを活かさないといけない。その辺を意識しながら縦パスも何本かうまく入れられる時があったが、コンビネーションももっとうまくできればよかった」と明かしている。

早くもシーズンの3分の1を消化したが、FC東京は無敗で首位に君臨している。中でも、今季は粘り強い守備が印象的で、11節終了時点でリーグ最少失点の「5」だ。ただ、キャプテンの東に一切の油断はない。「もちろん負けないことも大事ですけど、勝つこともトップを目指す上では重要なので、そこはみんな意識していると思う。ただ、(ゴールが)取れない時は、取らせないことが大事。みんな最後のシュートブロックだったり、体を張る部分だったりはやれているので、そこは続けていきたい」と話しつつも「まだまだ満足してはいけない。まだ3分の1。あと3分の2がある」とコメント。さらに「ここから暑くなってより厳しい試合が増えてきますし、今日は洋次郎さんが累積でしたけど、怪我人もちょっとずつ増えてきている。その中でも、今日は(矢島)輝一だったり、(平川)怜だったり、今年初出場だったと思うんですけど、そういう若い選手たちも少しの時間ですけど良いプレイをしていたので、それがチームの力になる。そうやっていいチームは出来上がってくると思うので、もっともっと上を目指して頑張っていけたらと思います」と述べている。

最後に「キャプテンが一番走らないといけないし、一番気合が入っていないといけないと思う。僕がチンタラしていたらみんなもチンタラすると思うので、そこらへんは意識してやっています」と口にした東の今後のさらなる活躍に期待だ。

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