武藤嘉紀にベニテスはチャンス与えよ! 「何ができるのか証明する時間を」

ニューカッスルの武藤 photo/Getty Images

来季の戦力になるかテストを

昨夏マインツからニューカッスルに移籍したFW武藤嘉紀にチャンスは訪れるのだろうか。武藤にとってプレミア1年目は非常に厳しいものとなってしまった。ほとんど出場機会は与えられず、年明け以降リーグ戦に出場したのは2試合のみ。いずれも途中出場で、アヨゼ・ペレスやサロモン・ロンドンとのポジション争いに完全に敗れてしまった。

しかし、英『GEORDIE BOOT BOYS』は武藤にそろそろチャンスを与えてもいいのではないかと指摘する。というのも、ニューカッスルは今節サウサンプトンに3-1と勝利を収めたことで勝ち点が41に到達。一般的に勝ち点40は残留を決める1つの目安とも言われており、ひとまずはそれを達成したことになる。順位も12位まで上がり、指揮官ラファエル・ベニテスもホッと一息といったところだろう。

そのため、残り試合でチームにフィットしていない戦力をテストしてみてはどうかと同メディアは提案している。その1人が武藤というわけだ。来季武藤が戦力になるのかどうか、残り試合で試すのも悪くはないはずだ。
「武藤の獲得にかかった費用を考えると、彼には自身の価値を証明するチャンスが与えられるべきだ。スピードと情熱を持つエキサイティングなプレイヤーだが、ニューカッスルのユニフォームを着てからは運が欠けている」

「ニューカッスルのプレミアリーグでの未来は明るくなり、ベニテスはテストができる。26歳の武藤には価値を示すチャンスを与える必要がある。本当に何ができるのかを証明する時間が必要だ。もし彼が輝きを放てば、来季への戦力となるだろう。失敗すれば、ニューカッスルでの武藤の未来はないかもしれない」

同メディアはこのように伝えている。武藤としてもチャンスが欲しいはずで、今はプレイタイムがあまりにも少なすぎる。プレミアリーグで通用するアタッカーであることを証明するチャンスは、今季残り3試合だ。

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