来季こそ悲願の欧州制覇を!
ユヴェントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、移籍報道に終止符を打った。
ユヴェントスは20日に行われたセリエA第33節で、フィオレンティーナをホームへ迎え入れた。この一戦でスターティングメンバーに名を連ねたロナウドは、同点に追いついて迎えた53分、ものすごいスピードで右サイドを突破し、中央へクロスを送る。すると、このボールが相手DFに当たってゴールネットに吸い込まれ、スコアをひっくり返した。これが決勝点となり、ユヴェントスが2-1でフィオレンティーナを撃破。大勢のファンが見守る中で、5試合残してセリエA8連覇を成し遂げている。
値千金の逆転オウンゴールを演出したロナウドが、試合後に『DAZN』や『sky sport italia』などのインタビューに応じた。その際、チャンピオンズリーグのベスト8で敗退したことで、ユヴェントス退団話が早くも浮上している件について言及。「僕は1000%の確率でユヴェントスに残る」と断言し、噂を完全否定した。
さらに「僕が思うに、最初のシーズンとしては非常に良いし、うまくチームに適応することができた。スクデットを獲得するのはそう簡単なことではないし、イタリアスーパー杯も獲得したしね。イングランドとスペインのリーグで優勝したのちに、今度はイタリアでも獲得することができた。僕にとって重要だったし、とても嬉しいよ」と話している。
また、チームについても「成功の年だと思うよ。僕らは満足しているしね。誰もが全てで勝てるわけではない。ただ、僕らはもっとやれるとも感じた。もちろん勝ちたかったが、チャンピオンズリーグを制することができるのは1チームだけだからね」と話しつつ「来年こそ、新たな1ページを作りたい。ファンのみんなも、僕らがそうすることを願っている。トロフィーは大事だが、あの大会であそこまでたどり着くことは困難だ。ポジティブなチームだし、僕は来季も素晴らしいシーズンになると信じているよ」と飛躍を誓った。はたして、CL男のロナウドは来季こそユヴェントスに悲願の欧州制覇をもたらすことができるのか。