突かれたモラタもイライラ
20日に行われたエイバルとアトレティコ・マドリードの一戦で注目を集めたのが、アトレティコFWアルバロ・モラタと主審ハビエル・アルベロラ・ロハスのやり取りだ。モラタは何やら主審に抗議していたのだが、プレイが再開した際に主審がモラタの首の後ろあたりを指で軽く突いたのだ。モラタはこれに腹が立ったようで、さらに主審へ詰め寄る結果に。
アトレティコではFWジエゴ・コスタがバルセロナ戦で主審に暴言を吐いたとの理由で8試合の出場停止処分を受けたばかり。今回はモラタと主審のやり取りが注目を集めることになり、これ以上のトラブルは避けたいところ。とはいえ、審判が選手の首を触るのは珍しい。スペイン『MARCA』によると、アトレティコMFコケも見たことがない光景と主審を批判している。
「レフェリーが選手の首の後ろを突くなんて見たことがないよ。僕たち選手は時折レフェリー相手に過ちを犯す時もあるけど、今回はレフェリーがアルバロに過ちを犯した」
このゲームを担当したアルベロラ・ロハスは27歳とかなり若い審判だ。26歳のモラタとは年齢も近いため、フレンドリーな感覚で首を突いたのかもしれない。選手からの抗議で腹を立てる時もあるだろうが、審判が選手を刺激してしまうのはまずい。コケも処分が下るかは分からないと付け加えているが、珍しい形で主審が注目を集めることになった。