理想の指揮官と来季こそタイトルを! マンUがやるべき”3つ”のこと

マンUを指揮するスールシャール photo/Getty Images

スールシャールの下でタイトルを

マンチェスター・ユナイテッドは28日、ジョゼ・モウリーニョの後任としてチームを指揮してきたオーレ・グンナー・スールシャールを正式な指揮官とすることを発表した。スールシャールの仕事ぶりを考えれば、妥当な判断だろう。

スールシャールが今と同じペースを維持できれば、来季こそはタイトルを狙えるはずだ。ただし、英『FourFourTwo』はやるべきことがいくつかあると指摘する。

1.中盤の強化

スールシャールはアンデル・エレーラ、ポール・ポグバ、ネマニャ・マティッチの3人で中盤を組むことが多いが、エレーラとクラブの契約は今季限りで切れる。同メディアは契約を延長すべきと主張しており、スールシャールの下では重要な選手だ。

ポグバもジネディーヌ・ジダンが復帰したレアル・マドリード移籍案などが噂されてきたが、こちらも残留を確実なものとしなければならない。スールシャールの下でならばポグバも納得するはずで、ポグバ残留もタイトル獲得の絶対条件だ。

新戦力も欲しい。仮にエレーラが退団する場合は代役が必要となり、残った場合でも中盤に厚みを持たせる新戦力が必要だ。獲得候補に挙がるバルセロナMFイヴァン・ラキティッチやウェストハムMFデクラン・ライス獲得を同メディアもプッシュしている。

2.アレクシス・サンチェスの放出



現在マンUはドルトムントで躍動するMFジェイドン・サンチョの獲得を狙っているとも言われており、若いウイングがまた1人加わることになるかもしれない。となれば、サンチェスはますます苦しい立場に追い込まれるだろう。同メディアも給与が高額なサンチェスを手放すタイミングと見ており、今夏に判断を下すべきだろう。

3.センターバックの強化



スールシャールはヴィクトル・リンデロフを開花させたが、頼れる相棒はまだ見つかっていない。エリック・バイリーやクリス・スモーリングもいるが、同メディアは彼らを完璧に信頼しているわけではない。レスター・シティのハリー・マグワイア、バルセロナのサミュエル・ウムティティなど即戦力となる実力者獲得がタイトルへの絶対条件となる。


マンUはついに正しい指揮官を見つけることに成功し、来季は戦力さえ整えばタイトルを狙えるだろう。今夏どこまでチームを強化できるのか、ここが頑張りどきだ。

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