ファン・ダイク、デ・リフトよりも元同僚!? プジョルが現役最高のCBに選んだのは……

かつてバルセロナで主将として活躍したプジョル photo/Getty Images

現役時代にコンビを組んだ相棒を選出

かつて主将としてバルセロナを最終ラインから支えたDFカルレス・プジョルはクラブ史上最高のセンターバックとしての呼び声も高い。ハードなタックルを仕掛けるものの、黙々と相手の攻撃を阻む彼の姿は守備職人という言葉がよく似合った。しかし、当の本人が好むセンターバックはタイプが大きく異なる選手のようだ。

スペイン『MARCA』によると、プジョルは同メディアのインタビュー内で「ファン・ダイクが活躍し、デ・リフトが登場したセンターバックで現在世界最高の選手は誰か」との質問に対し、バルセロナでチームメイトだったジェラール・ピケと回答。さらに「ピケは自分よりも優れているか」との問いに次のように答えた。

「そうだね、ピケは世界で最も優れたセンターバックだよ。彼はぼくたちとは違うんだ。ピケのリーダーシップと貢献はどれもバルセロナにとってカギとなる。彼は非凡だし素晴らしい友達でもあるよ」

晩年にはほぼ出場機会がなかったものの、プジョルはピケが加入した2008年から自身の引退年である2014年まで彼とコンビを組み続けた。間近でそのプレイを目にしてきたからこそ、ピケが持っているクオリティの高さをプジョルは伝えたかったのだろう。

今季のピケは公式戦に40試合出場し、バルセロナにとって必要不可欠な戦力として存在感を放っている。それどころか、彼は今年で32歳という年齢を迎えながらも衰えるどころか7得点3アシストを記録し新境地も開拓しはじめた。自身がゴールを挙げたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグの試合終了後にはFWでの出場願望を明かしているピケ。今回はセンターバックとして世界最高の選手に選ばれた彼だが、もはやその枠組みでは収まりきらない選手になりつつあるのかもしれない。

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