“セレソン10番”をトレクアルティスタに!? ミランが試す新システム

ミランを指揮するガットゥーゾ photo/Getty Images

CL出場へラストスパート

今月17日にインテルとの直接対決に敗れ、4位に順位を下げたミラン。まだチャンピオンズリーグ出場権を狙える位置にいるが、確実なものとするためにもここから白星を重ねていかなければならない。

ミランを指揮するジェンナーロ・ガットゥーゾもインテル戦から何かを変える必要があると感じたのか、今回の代表マッチウィークを活かして新システムの導入へ動いていたという。現在のミランは[4-3-3]で組むことが多いが、これに代わるオプションを模索しているのだ。

伊『TuttoSport』によると、まずガットゥーゾが手をつけたのは[4-2-3-1]だ。最終ラインの構成は変わらないが、中盤は形が変わる。ダブルボランチにはティエムエ・バカヨコ、フランク・ケシエ、あるいはルーカス・ビリアが入る。そして[4-3-3]ではインサイドハーフに入っているルーカス・パケタをトップ下に上げることになる。
最前線に入るエースのクシシュトフ・ピョンテクにチャンスを多く供給すべく、パケタをより高い位置で起用する狙いがあるようだ。パケタは同じブラジルのカカーと比較されることも多い選手だが、トップ下起用となれば攻撃性をさらに活かせるだろう。今回の代表戦ではネイマールが負傷していることもあり、パケタは10番を任されていた。それだけ期待のかかっている選手と言える。

さらには最終ラインの構成を変えた[3-4-3]もオプションになっているという。シーズン途中にシステム変更に動くのはリスクもあるが、攻撃に違いを生むためには[4-3-3]からの変化も考えるべきなのかもしれない。

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