「リヴァプールが成長したのは彼のおかげ」 バレージがファン・ダイクを称賛

バレージにその活躍を称えられたファン・ダイク photo/Getty Images

移籍金に見合った活躍を披露

プレミアリーグのリヴァプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは、2018年1月にDF史上最高額である移籍金7500万ポンドでサウサンプトンから加入した。この移籍金が高すぎると当初は話題になったが、今ではその期待に違わぬ活躍を見せているといっても差し支えないだろう。

英『Squawka』では、“ファン・ダイクに関して知っておくべき重要なこと”として興味深いデータを紹介している。

まず紹介されたのは失点率の改善だ。このオランダ代表DFの移籍前まで2017-18シーズンにおけるリヴァプールの1試合あたりの平均失点数が1.14点だったのに対して、彼がチームに合流してからは0.8点と大きく改善されている。次に示されたのは純粋な失点数。今季のリヴァプールはリーグ最少失点を誇っており、その数は18点となっている。これは優勝を争うマンチェスター・シティよりも3つ少ない数字だ。さらに、ファン・ダイクは攻撃面でも優れているようで今季プレミアを戦うDFの中で最多の2213本ものパスを成功させている。
さらに同メディアは、このように素晴らしい結果を残すファン・ダイクをオランダ代表でコンビを組むDFマタイス・デ・リフトとともに、イタリアのレジェンドであるフランコ・バレージが次のように称賛していることも伝えた。

「私はファン・ダイクとデ・リフトが好きだ。彼らは両方とも非常に屈強で、たくましいよ。リヴァプールは最近チームとして大きく成長した。そしてその大部分はファン・ダイクのおかげだね」

1人加わっただけでここまでチームを変えることができるDFは世界中見回してもファン・ダイクぐらいだろう。加えて、かつてミランの黄金期を支えたレジェンドに称えられたことで、彼が自信を深めることは間違いない。熾烈を極めるプレミア優勝争いにおいて、彼の存在は今まで以上に大きなものとなるかもしれない。

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