世界初! 英3部チームが北朝鮮にサポーターズクラブ設立

英3部で昇格を争うサンダーランド photo/Getty Images

発起人は旅行会社経営者

イングランド・リーグ1(3部相当)のサンダーランドは、北朝鮮に公認サポーターズクラブを設立した。同国で、海外のサッカークラブがこういった組織を設立するのははじめてのことである。

英『BBC』によると、サポーターズクラブ設立の発起人は旅行会社「Visit North Korea」を経営しているトム・ファウディ氏。彼は『BBC』のインタビューにおいて「私はサンダーランドに対する情熱を、北朝鮮の人々と分かち合いたい。私たちは様々な学校や施設を訪れ、ユニフォームやグッズを寄付して北朝鮮におけるチームへの関心を高めたいんだ。北朝鮮の人々はプレミアリーグを意識している。彼らの関心は必然的にビッグクラブに寄っていくけれど、私たちは他クラブがやっていない個人的な方法で彼らと繋がっていくよ」と語っている。そして一番の疑問である“なぜ北朝鮮か”という点について、同メディアは1966年のイングランド大会において、北朝鮮代表がミドルズブラを拠点に活動したことで友好関係が生まれたということを紹介している。

いくら北朝鮮の人々が他国に比べ閉鎖的な環境に置かれているとしても、ファウディ氏が語ったように彼らはプレミアを意識していたりサッカーへの関心は低くない。しかし、現在3部に所属するサンダーランドにまで興味を持ってもらえるかは正直微妙と言っていい。知名度を上げるためには、まずクラブがプレミア復帰を果たすことが欠かせない条件となるだろう。

先日、マンチェスター・シティが横浜・F・マリノスとのプレシーズンマッチを開催することを発表した。近年、欧州のビッグクラブがオフシーズンにこのようなアジアツアーを開催することも多くなってきているが、サンダーランドのようなクラブはそれほどの資金力があるわけではない。今回のサポーターズクラブ設立は、そういったクラブがアジアを開拓する方法の先駆けになる可能性もある。はたして数年後、北朝鮮においてどれほどの人がサンダーランドのサポーターとなっているのだろうか。

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