ドログバ、D・コスタとの違い? 「モラタはチームプレイヤーに見えない」

チェルシーのモラタ photo/Getty Images

得点部分以外でも批判

現在のチェルシーでは頼れるセンターフォワードが不在で、アルバロ・モラタとオリヴィエ・ジルーは得点力が物足りないと指摘されている。モラタは6日に行われたFA杯ノッティンガム・フォレスト戦で2得点を挙げたのだが、これだけでサポーターを満足させることはできないだろう。

また元リヴァプールDFスティーブン・ウォーノックは、得点以外に組み立ての部分でもモラタの働きは不十分だと語っている。英『BBC』によると、ウォーノックがモラタと比較しているのはディディエ・ドログバ、ジエゴ・コスタだ。2人はチェルシーで成功を収めた大型ストライカーで、モラタとはタイプが異なる。今のチェルシーはマウリツィオ・サッリの下で攻撃的なサッカーを志向しているが、やはりドログバやコスタのような選手がチェルシーには求められているのかもしれない。

「ドログバが去ってコスタがやってきたが、2人は似たタイプだ。チェルシーが必要としているタイプだね。コスタにはパワー、存在感があり、無欲に見えた。彼はチームメイトと絡めるし、ハードワークする。コスタとの対戦は難しかったよ。アグレッシブだし、タフだ。モラタはそうじゃない。彼は全く異なる選手だ。弱く、チームプレイヤーには見えない。個人プレイヤーに見えるよ。得点を奪えば彼はハッピーなんだ」
モラタはドログバやコスタほど強引にボールを収めることを得意としていない選手で、そこは大きな違いだろう。ユヴェントス、レアル・マドリードなどトップクラブでプレイしてきたことから実力はあるはずだが、チェルシーとプレミアリーグに合うタイプではなかったのか。

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