マルセロのベストポジションは本当にサイドバックか? 軽率な守備に批判も

レアルのマルセロ photo/Getty Images

長年課題に挙げられる守備

現在世界を代表する左サイドバックはと問われれば、レアル・マドリードDFマルセロの名前を挙げる人も多いだろう。同じレアル、そしてブラジル代表でプレイしたロベルト・カルロスと比較する声もあり、現代を代表する超攻撃的レフトバックだ。

しかし、攻撃力が絶賛される一方で守備面の課題は常に指摘されてきた。攻撃に意識が偏りすぎるのか、守備時にはポジショニングに問題があったり、あっさりマークを外してしまうケースも多い。

問題視しているのは米『ESPN』だ。同メディアはクラブワールドカップ準決勝の鹿島アントラーズ戦でもマルセロに守備のミスがあったと指摘しており、そのミスが鹿島唯一の得点に繋がったと見ている。攻撃面での貢献は大きいため、これまでは指揮官も多少の守備の問題には目をつむってきたはずだ。しかし、未だに大きく改善されていないのは問題だろう。
マルセロは世界を代表する左サイドバックだが、同メディアはそもそもマルセロのベストポジションは左サイドバックなのだろうかとまで疑っている。30歳になった今検証すべきことではないが、確かにあれだけの攻撃力があればもう少し高い位置でプレイすることも可能だろう。サイドバックにこだわる必要もないのかもしれないが、マルセロのベストポジションは左サイドバックで間違いないのか。

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