得点王候補、ジェラード2世 スパーズのファンタスティック・フォーが脅威!

得点を決めたエリクセン  photo/Getty Images

優勝争いに生き残れるか

今季のプレミアリーグはマンチェスター・シティ、リヴァプール、チェルシーの間で優勝争いが展開されるだろう。序盤戦はこうした意見が目立ったが、忘れてはならないのがトッテナムだ。今夏の補強がゼロだったこともあってトッテナムの評価は決して高くなかったのだが、相変わらずマウリシオ・ポチェッティーノのチームは安定している。

23日にはエヴァートンを6-2で粉砕したのだが、英『Squawka』が絶賛しているのはトッテナムが誇るファンタスティック・フォーだ。その4人とはエースのハリー・ケイン、司令塔のクリスティアン・エリクセン、スティーブン・ジェラード2世とも言われるデル・アリ、韓国代表FWソン・フンミンのことを指しており、このファンタスティック・フォーは今回のエヴァートン戦でそれぞれ得点を記録している。

2得点を挙げたケインはリーグ戦得点数を11に伸ばし、今季も得点王争いに絡んでいる。デル・アリも相変わらず得点を奪えるMFとして活躍を続けており、そこにエヴァートン戦でも2得点のソン・フンミンが絡んでくる。この攻撃は脅威だ。特にソン・フンミンはここ6試合で5得点3アシストと急激に調子を上げてきている。アジアカップがあるためソン・フンミンは一時離脱することになるが、このファンタスティック・フォーが2月以降も機能するならトッテナムは優勝争いに生き残れるかもしれない。
トッテナムは今季リーグ戦ですでに4敗しているのだが、何とも珍しいことに18試合を消化した段階で引き分けが1つもない。14勝4敗と実にはっきりした成績となっており、白星の数ではマンCに並んでいる。ファンタスティック・フォーはどこが相手でも得点を奪えるユニットとなっており、どこまで優勝争いで生き残れるか楽しみだ。

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