J1最終節直前におさらい 来季の“ACL出場権”を狙えるクラブは? 

J1リーグで2位につける広島だが、直近のリーグ戦8試合で白星がない photo/Getty Images

2~4位は混戦に

2018年の明治安田生命J1リーグの最終節が、12月1日(土)の14時に各地で同時開催される。来季のAFCチャンピオンズリーグの本選ストレートイン、及びプレイオフ出場権をかけた戦いも大詰めを迎えているが、現時点で来季のACL出場の可能性があるクラブを紹介したい。

今季のJ1リーグを制した川崎フロンターレには、来季のACL本選ストレートインの権利が既に与えられている。現段階で本選ストレートインの可能性を残しているのは、鹿島アントラーズ、浦和レッズ、ベガルタ仙台、モンテディオ山形の計4クラブ。今季の天皇杯を制したクラブに、来季のACL本選ストレートインの権利が与えられるというレギュレーションだ。なお、プレイオフ出場圏内浮上(J1リーグ3位以内)の可能性が既に消滅している浦和レッズとベガルタ仙台、及びJ2リーグ所属のモンテディオ山形は、天皇杯で敗退した時点で来季のACL出場への道が閉ざされる。

次に、プレイオフ出場圏内のJ1リーグ2位と3位で今季を終える可能性があるのは、サンフレッチェ広島、北海道コンサドーレ札幌、鹿島アントラーズの計3クラブ。最終節を経て、この3クラブのうち1クラブがプレイオフ出場圏外の4位で今季を終えることになる。

しかし、現時点で天皇杯に勝ち残っている鹿島アントラーズが今季のJ1リーグを3位以内で終えた場合、同リーグ4位クラブにもACLプレイオフ出場の可能性が残る。天皇杯優勝クラブとJ1リーグ3位以内のクラブが重複した場合、同リーグ4位クラブにプレイオフ出場権が回るというレギュレーションだからだ。

サンフレッチェ広島、鹿島アントラーズ、北海道コンサドーレ札幌の現状、及びこの3クラブがプレイオフ出場権確保にむけて最終節で満たすべき条件は以下の通り。

リーグ戦での未勝利記録を止めることができるか photo/Getty Images

現2位:サンフレッチェ広島(現勝ち点:56 得失点差:+12 総得点:45)




最終節の相手:北海道コンサドーレ札幌(現4位)








【札幌に勝った場合】


来季のACLプレイオフ出場が確定。


【札幌と引き分けた場合】


来季のACLプレイオフ出場が確定。


【札幌に敗れた場合】


①最終節で鹿島が敗れていれば、来季のACLプレイオフ出場が確定。

②最終節で鹿島が勝利した場合、広島は“4位”に(この場合、鹿島が今季の天皇杯を制すれば、広島にプレイオフ出場権が回る)。

③最終節で鹿島が引き分けた場合、広島の“4位”が濃厚。

※札幌に“2点差以上”をつけられて負けた場合、広島の4位が確定。

※札幌に“1点差”で敗れた場合、鹿島と広島が得失点差で並ぶ。しかし、総得点で鹿島が広島を5点上回っているため、広島の逆転は困難。

今季のACLを制した鹿島だが、来季の出場権を確保できるか photo/Getty Images

現3位:鹿島アントラーズ(現勝ち点:55 得失点差:+11 総得点:50)




最終節の相手:サガン鳥栖(現15位)








【鳥栖に勝った場合】


来季のACLプレイオフ出場権確保(天皇杯を制した場合は、本選ストレートインへ移行)。


【鳥栖と引き分けた場合】


①札幌が広島に勝たなければ、鹿島が来季のACLプレイオフ出場権確保(天皇杯を制した場合は本選ストレートイン)。

②札幌が広島に勝った場合、鹿島と広島が勝ち点56で並ぶ。広島が“2点差以上”つけられて札幌に敗れていれば、鹿島がプレイオフ出場権確保。

※広島が札幌に“1点差”で敗れた場合、鹿島と広島が総得点で3位の座を争う。この場合、広島が札幌戦で“5点以上”挙げていなければ、鹿島がプレイオフ出場権確保。

【鳥栖に敗れた場合】


①札幌が広島に敗れた場合、鹿島がプレイオフ出場権確保。

②札幌が広島と引き分けた場合も、鹿島のプレイオフ出場権確保が濃厚に(この場合、鹿島と札幌が勝ち点55で並ぶが、得失点差で鹿島が札幌を11点上回っているため)。

③札幌が広島に勝った場合、鹿島の4位が確定(鹿島が来季ACLに出場するためには、天皇杯優勝が絶対条件に)。

札幌は2位広島との直接対決で勝利すれば、来季ACLのPO出場が決まる photo/Getty Images

現4位:北海道コンサドーレ札幌(現勝ち点:54 得失点差:0 総得点:46)




最終節の相手:サンフレッチェ広島(現2位)








【広島に勝った場合】


来季のACLプレイオフ出場が確定。


【広島と引き分けた場合】


札幌の“4位”が濃厚に。

※鹿島が鳥栖に敗れた場合のみ札幌に3位入賞の可能性が残るが、得失点差で鹿島が札幌を“11点”上回っているため、逆転困難。

※4位でリーグ戦を終えた場合、鹿島が今季の天皇杯を制すれば、札幌にプレイオフ出場権が回る。


【広島に敗れた場合】


札幌の“4位”が確定。

※鹿島が今季の天皇杯を制すれば、札幌にプレイオフ出場権が回る。




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