バルサ、リヴァプール、PSG 『現欧州最強攻撃ユニット』抱えるのはどこ?

PSGも欧州屈指の攻撃力 photo/Getty Images

米メディアがアンケート

もう解体されてしまったが、近年はバルセロナが誇ったMSNやレアル・マドリードのBBCなど超強力トリオの存在が際立っている。では、現在欧州で最強の攻撃ユニットを抱えるクラブはどこなのだろうか。米『ESPN』がアンケートを取っている。

今回対象となったのは、バルセロナのリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、フィリペ・コウチーニョのトリオ、マンチェスター・シティのセルヒオ・アグエロ、ラヒーム・スターリング、レロイ・サネのトリオ、リヴァプールのモハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ、パリ・サンジェルマンのネイマール、キリアム・ムバッペ、エディンソン・カバーニ、そして最後にトッテナムのクリスティアン・エリクセン、デル・アリ、ハリー・ケインの計5組だ。

他にも強力な攻撃ユニットを抱えるクラブはあるが、今回同メディアがピックアップしたのはこの5クラブだ。アンケートの結果、現最強ユニットに選ばれたのはリヴァプールのトリオで37%、次いでバルセロナ24%、パリ・サンジェルマン18%、マンC13%、トッテナム7%となった。
リヴァプールのマネ、サラー、フィルミーノは今季やや静かだが、同メディアは前方にスペースがある展開でこそ3人が活きると考えており、彼らの脅威が発揮されるのはチャンピオンズリーグ決勝トーナメントで強豪と対決した時なのかもしれない。当然相手も対策は進めているが、昨季もこの3人はチャンピオンズリーグで大爆発している。

バルセロナはMSNに比べて迫力は劣るが、コウチーニョも能力の高い選手だ。加えてウスマン・デンベレも控える。マンCは得点数に比べて評価があまり伸びていない。組織としてスペースを作り出す攻撃は見事なのだが、完成されすぎているがゆえに地味に映ってしまうところがあるのかもしれない。単純な攻撃力で見ればマンCは欧州1、2を争うレベルにあると見ていいだろう。

トッテナムはこの4クラブに比べると破壊力は落ちるが、同メディアは3人の関係性を高く評価している。エリクセンのビジョン、デル・アリの運動量、ダイナミックな動き、ケインの得点力と、互いの強みを組織の中で活かすことができている。守備をサボる選手も見当たらず、トッテナムも好調時は手がつけられなくなる。

クリスティアーノ・ロナウドが抜けたためレアル・マドリードがこうした企画に出てくることが少なくなってしまったが、今季その破壊力で欧州を制するのはどのチームなのか。

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