アザールがチェルシー行きを決めた理由 元10番の存在が!?

今季もチェルシーの攻撃を牽引する10番アザール photo/Getty Images

ジョー・コールが移籍を後押し

世界屈指のドリブラーに成長したベルギー代表MFエデン・アザールが、チェルシーへの移籍を決めた理由を明かした。

2007年に16歳ながらフランスのリールでプロとしてのキャリアをスタートさせたアザールはメキメキと頭角を現し、2008-09シーズンにはベルギー人として初めてリーグ・アンの最優秀若手選手賞を受賞。その後も圧倒的な存在感を放ち、2010-11シーズンから2年連続でリーグMVPにも輝いている。すると、この若きい逸材に以前から目をつけていたチェルシーが2012年夏に獲得。アザールは新たな環境であるプレミアリーグにも難なく順応して欧州王者でもすぐさま定位置を確保し、加入初年度からリーグ戦34試合に出場して9ゴール14アシストを記録した。以後、チームのエースとして長年活躍している。

今季もここまで11試合に出場して7ゴール4アシストと、無敗のチームを支えるアザール。リール時代の同僚で、チェルシーの10番を背負った先輩でもある元イングランド代表MFジョー・コールの現役引退発表を受けて、コメントを残した。チェルシーの公式Twitterが次のように伝えている。
「僕はチェルシーと契約する前に、彼と話したんだ。彼は毎日冗談抜きで、僕にとってチェルシーはベストなクラブだってことを教えてくれたよ。チェルシー は毎シーズンのようにトロフィーが獲れるビッグクラブだってね。だから僕はチェルシーと契約したんだ。とても感謝しているよ、ジョー・コール!」

当時、多くビッグクラブがアザールの獲得に乗り出していたが、チェルシー行きを決めた背景にはジョー・コールの存在があった。チェルシーの元10番が現10番を生み出していたようだ。

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