[日本代表]森保ジャパン、順調な船出 南野&伊東が2戦連続で結果を残した!

先制点を奪った南野。2試合連続でゴールをマークした photo/Getty Images

2試合連続の完封勝利

日本代表は12日、『キリンチャレンジカップ 2018』でパナマ代表と対戦した。

9月の国際親善試合では、ロシアW杯で主力となった海外組を招集しなかった森保一監督だが、今回はDF長友佑都やDF吉田麻也、DF酒井宏樹、MF柴崎岳、MF原口元気、FW大迫勇也の6名を招集。W杯でゴールを挙げた原口と大迫が、パナマ戦で早速スターティングメンバーに名を連ねた。また、森保ジャパンの初陣となったコスタリカ戦で結果を残したDF佐々木翔やMF南野拓実、MF伊東純也なども先発起用されている。

日本ボールでキックオフされた試合は、序盤から両チームともに積極的にプレッシャーをかけ、目まぐるしく攻守が切り替わる。サイドを起点に攻撃を組み立てる日本は、ときおり見せるCBや青山からのロングボールで変化を加え、敵陣までボールを運ぶも、なかなかシュートまで持ち込めない。守備では、右サイド(日本の左サイド)やカウンターを中心に仕掛けるパナマに、ゴール前まで攻め込まれる場面も何度かあった。ただ、最後のところできっちりと鍵をかけ、ゴールを割らせない。
このままスコアレスで試合を折り返すと思われたが、終了間際の42分、所属クラブでも好調な南野が沈黙を破った。青山が高い位置でボールを奪うと、相手が守備のブロックを敷く前に素早く前線の南野へパスを通す。ペナルティエリア手前でボールを受けた南野は、ファーストタッチでうまく反転し、エリア内へ侵入。落ち着いて左足で流し込み、GKとの1対1を制した。南野の2試合連続ゴールで、日本が1点リードしてハーフタイムを迎えている。

後半に入ると、立ち上がりに左サイドを突破され、クロスからピンチを迎えたが、なんとか耐えた日本。65分にリードを広げる。原口がペナルティエリア左手前で滑り込みながら中央の伊東へパスを通す。伊東がダイレクトでDFラインの裏へスルーパスを通し、抜け出した南野がシュートを放つも、GKに阻まれる。ただ、こぼれ球を拾った伊東がゴールを狙い、一度はDFに阻止されたが、意地でゴールに押し込んだ。南野と同様に、伊東も2試合連続でゴールをマークした。

その後、2点目のゴールを決めた伊東が足首をひねり、負傷交代を強いられるアクシデントもあったが、85分にカウンターを仕掛ける原口の中央突破から最後は川又が決め、森保ジャパンはコスタリカ戦に続いて3-0の快勝を収めた。来年のアジア杯へ向けて順調な船出となっている。16日にウルグアイ戦を控えているが、ロシアW杯ベスト8の相手にどれだけやれるか見ものだ。

[スターティングメンバー]
日本代表:権田、佐々木、槙野、富安、室屋、青山(88)、三竿、原口、伊東(81)、南野(66)、大迫(66)

サブ:東口、シュミット、長友、吉田、酒井、三浦、柴崎(88)、遠藤、中島、堂安(81)、川又(66)、北川(66)

[スコア]
日本代表 3-0 パナマ代表

[得点者]
日本代表:南野(42)、伊東(65)、川又(85)

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