C・ロナウドとディバラは共存できるのか トーニが望む10番の成長

ディバラとクリスティアーノ・ロナウド photo/Getty Images

ディバラの進化次第か

当初は個性が強くて衝突の可能性もあるかと思われたが、ユヴェントスでマリオ・マンジュキッチと新加入のクリスティアーノ・ロナウドは上手く連携しているように思える。スタートはロナウドが中央、マンジュキッチが左となっているが、ポジションは流動的に変わっている。特にロナウドは左サイドにも頻繁に顔を出しており、マンジュキッチが代わりにボックス内へ入っていくシーンも目立つ。

その中で出番を失っているのがパウロ・ディバラだ。ディバラはトップ下でのプレイを得意とするため、今の[4-3-3]ではポジションがないと指摘されているのだ。伊『Gazzetta dello Sport』によると、元イタリア代表FWルカ・トーニはロナウドとディバラの同時起用も可能だが、バランスを見出す必要があると語っている。

「ロナウドは40ゴールには届かないかもしれないが、多くのゴールを決めるだろう。ここまではアンラッキーだ。彼は全力を尽くしているし、彼のゴールがなくてもチームは勝っている。彼はいつでも欲しい時に得点が奪えるし、ピッチのあらゆるエリアでプレイできる。マンジュキッチがプレイする時は、ロナウドが周囲を動いている。一方でディバラがピッチにいる時ロナウドは中央に留まっている。彼らは一緒にプレイできるが、アッレグリは中央で正しいバランスを見つけないとね。ディバラはテベスのように深い位置へ下がってボールを受けることもできる」
ロナウド、マンジュキッチがどうというよりは、ディバラ次第だろう。トーニはディバラに最後のステップが必要と訴えているが、10番を背負う男は変われるか。

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