W杯で見たかった! 95試合53得点、ボスニア脅威のエース

ボスニアヘルツェゴビナ代表のジェコ photo/Getty Images

ロシアの地で見ることはできず

残念ながらロシアワールドカップには出場できなかったが、ボスニアヘルツェゴビナ代表が誇るエースは絶賛されるべきだろう。

ボスニアヘルツェゴビナ代表のエースは、ローマで活躍を続けるエディン・ジェコだ。ボスニアヘルツェゴビナ代表がそれほど強豪ではないため、あまり代表戦で話題になることはない。しかし、ジェコは11日に行われたUEFAネーションズリーグのオーストリア代表戦で得点を記録し、A代表での成績を95試合53得点に伸ばした。

スペイン『as』もこの数字を絶賛しており、代表戦における得点率は驚異だ。何よりジェコは代表デビューした2007年より、代表戦において1得点も決めなかった年は1つも存在しない。毎年ゴールを積み重ねてきたのだ。戦力が限られているボスニアヘルツェゴビナ代表でこの数字は見事だろう。
チームメイトのユヴェントスMFミラレム・ピアニッチは、「代表チームにとって彼は最も多くのゴールを決めている選手だ。みんな彼が重要だと分かっている。彼はクラブでも重要な働きをしているよね。決して過小評価された選手ではないよ」とコメントしている。

ワールドカップやEUROに継続的に出場するにふさわしい選手なのだが、もう1度そうした大きなチャンスは訪れるだろうか。代表屈指の点取り屋がもっと大きな舞台で暴れる姿に期待したい。

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