レアルサポーターよ、ノルウェーの神童を忘れないであげて! 「19歳が国外に出るだけでも凄いこと」

ノルウェーの神童ウーデゴー photo/Getty Images

元ノルウェー代表選手は自国のスター候補に期待

2015年1月にレアル・マドリードへ移籍し、クラブ史上最年少となる16歳157日でトップチームデビューを果たしたノルウェーの神童マルティン・ウーデゴー。ここからとんでもない選手へ成長するとサポーターの多くが期待したかもしれないが、やや伸び悩んでいるところがある。当然10代の選手がレアルでポジションを掴めるなんて甘い話はなく、昨季はオランダのヘーレンフェーンにレンタル移籍、今季もレンタル移籍する可能性が高いと見られている。

やや忘れられつつあるかもしれないが、ノルウェー代表として活躍したヤン・オーゲ・フィヨルトフト氏はもう少し長い目で見守ってほしいと訴えている。米『ESPN』によると、同氏はまだウーデゴーが19歳なのを忘れないでほしいと語り、ノルウェーから飛び出して国外でプレイしているだけでも凄いことだとアピールしている。

「マルティンは成長しているよ。マルティンが非常に若い年齢からトップチームでプレイしていることを思い出してほしい。多くの選手は若い年齢からレアル・マドリードになんて行けないよ。我々はまだ19歳の彼がキャリアがどうなるかとは言えない。みんな彼が若いことを忘れているよ。私はスーパースターといったワードは使わない。そのワードに当てはまるのはクリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシだけだからね。ただマルティンは非常に才能ある若手選手で、ノルウェーではかなり注目されている。彼は今夏もレアルの選手としてICCを過ごした。多くの19歳はそんなことしていない。19歳の選手がノルウェーから国外に出るだけでも凄いことなんだ」
ウーデゴーがレアルでポジションを掴む日はやってくるのか。それはまだ分からない。レアルサポーターが期待していたほどの成長速度ではないかもしれないが、最低でもあと2、3年は待つべきだろう。

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