なぜ彼が昇格クラブに行くんだ…… ドイツをW杯優勝へ導くアシストした男のキャリアが失速「残酷な現実」

フラムにレンタル移籍するシュールレ photo/Getty Images

ドルトムントで結果残せず

2014ブラジルワールドカップ決勝のアルゼンチン代表戦、延長後半に左サイドからのパスを受けたドイツ代表MFマリオ・ゲッツェが左足でゴールネットを揺らしたシーンを覚えている人は多いだろう。ドイツをワールドカップ優勝に導いたゲッツェのゴールはサッカーファンの記憶に刻まれていることだろうが、これをアシストしていたのはアンドレ・シュールレだ。

シュールレはスタメンを確保できていたわけではないが、スーパーサブ的存在として活躍。準決勝のブラジル代表戦では相手の息の根を止める2ゴールを決めるなど、準決勝と決勝の両方で途中出場から重要な役割を果たしてきた。そんな実力者が、今夏プレミアリーグに昇格してきたフラムにレンタル移籍することが発表された。

英『Daily Mail』は、これをショッキングなニュースの1つとして捉えている。かつてはチェルシー、ヴォルフスブルク、そしてドルトムントと名の知れたクラブでプレイしてきた名ウイングが昇格クラブにレンタル移籍するのだ。これはステップダウンと捉えられても仕方がないだろう。ドルトムントで満足な結果を残せず、ゲッツェと揃ってロシアワールドカップのメンバー入りも逃した。シュールレはまだ27歳の選手だが、非常に厳しい時期を過ごしている。

「新監督ルシアン・ファブレの下では、シュールレのポジションはない。残酷な現実だが、彼はクリスティアン・プリシッチ、ジェイドン・サンチョ、マルコ・ロイス、マクシミリアン・フィリップらよりも序列が下ということだ。いくつかのビッグクラブへ移籍したドイツのウイングのキャリアは失速した。シュールレとドルトムントの希望は、フラムで再始動することだ」

同メディアはこのように伝えており、フラム移籍がシュールレ復活の1歩になることを望んでいる。プリシッチ、サンチョはまだ10代の選手だが、シュールレより勢いがあるのは明らかだ。ワールドカップ優勝まで経験した選手が昇格組に向かうのは屈辱かもしれないが、もう1度自身の実力を証明してほしいところだ。

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