スウェーデン代表MF、失点関与で人種差別の被害に

ドイツ戦で痛恨のファウルを犯したドゥルマズ photo/Getty Images

心無いコメントが後を絶たず

23日のロシアW杯グループリーグ第2節(ドイツ戦)に出場したスウェーデン代表MFジミー・ドゥルマズが、SNSを通じて罵詈雑言を浴びせられた。

74分に途中出場を果たしたドゥルマズだが、試合終了間際に自陣で相手FWティモ・ヴェルナーを倒し、フリーキックを献上。このセットプレイをドイツにものにされ、スウェーデンは痛恨の敗戦を喫した。失点に繋がるファウルを犯したドゥルマズのInstagramアカウントに、批判的なコメントが殺到。トルコ系の移民である同選手に対し、人種差別的なコメントが書き込まれたことが、米『ESPN』などで明らかとなった。

SNSの普及により、以前よりもサポーターが選手にむけて声援を届けやすい状況となっているが、一方で心無いコメントを浴びせる者が後を絶たない。越えてはならない一線を越えた者に対し、サッカー界全体で厳正な対応をしていく必要があるだろう。

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