イングランドの若手の国外流出は歓迎すべき? サウスゲート「今はプレミアリーグが強力だから……」

イングランド代表監督のサウスゲート photo/Getty Images

若手が国外へ目を向けるのも当然か

最近はイングランドの若手選手がブンデスリーガのクラブに引き抜かれるケースが続いており、今季もドルトムントでFWジェイドン・サンチョ、ライプツィヒでFWアデモラ・ルックマンらが出場機会を得ている。

こうした流れはイングランドサッカー界にとって危険とも言われているが、代表監督ガレス・サウスゲートはむしろ歓迎しているようだ。独『Kicker』に対してサウスゲートは、数年前と状況が変わったとコメント。イングランドの選手が国内に留まるようになったため、出場機会を得るために若手が国外へ目を向けるのは悪い選択肢ではないと考えているようだ。

「数年前、イングランドの選手も数人はイタリアでプレイしていた。当時は世界最高のリーグだったからね。だが今はプレミアリーグが強力で、それゆえに自国の選手たちは国内に留まる。そうなると若い選手たちはお金だけ得てプレイしないという危険がある。サンチョは異なる道を選んだ。ドルトムントで彼は毎試合のように8万人の前でプレイしている。彼はプレッシャーの下でパフォーマンスしなければらないんだ」
若い段階から他国のリーグで緊張感あるゲームを体験できているのであれば、国外流出に敏感になりすぎる必要はないかもしれない。サウスゲートはサンチョたちの動きを喜んでいるところもあるようだ。

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