フランス代表、有望株MFが予備登録メンバー入りを拒否 デシャン監督の反応は?

最終メンバー入りを逃したラビオ photo/Getty Images

「落ち込んでいるのは分かるが......」

今季の公式戦(49試合出場)で5得点7アシストを記録するなど、パリ・サンジェルマンの主力として存在感を示したMFアドリアン・ラビオ(23歳)。ロシアW杯への出場が有力視されていたが、最終メンバー入りを逃している。

予備登録メンバーに名を連ねていた同選手だが、フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督にメールを送り付け、この立場を拒否。同監督より課せられていた予備登録メンバー用のトレーニングも突っぱねた。同選手の傍若無人な態度を受け、同監督は嫌悪感を露わにしている。英『BBC SPORT』、米『ESPN』、仏『RTL』などが伝えた。

「(最終メンバーに選ばれず)落ち込んでいるのは分かるが、自分勝手な振る舞いだと思う。自分で自分の首を絞めているようなものだし、彼には大人になってほしい。どんな状況に陥ろうともプロフェッショナルな振る舞いが求められるはずだ。最高レベルの戦いの場において、気分屋の居場所はない」
負傷などの理由で最終メンバーに欠員が生じ、予備登録メンバーの中から選手が補填されるケースは十分に考えられる。ラビオが自らの判断で僅かに残った代表入りの可能性を閉ざしてしまったことや、不遜な態度を見せたことに、同監督としては疑問を禁じ得ないのだろう。



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