リヴァプールがリーグ制覇狙うのはまだ早い? 「3つのポジションに補強が必要」

来季リヴァプールに必要なものとは photo/Getty Images

やはり課題は守備か

チャンピオンズリーグではファイナルまで駒を進め、リーグ戦でもトップ4に入ったリヴァプール。そんな彼らに来季期待することといえば、悲願のプレミアリーグ制覇だ。今夏にはさらなる補強に動くとも言われており、サポーターの期待も膨らんでいることだろう。

しかしクラブOBであり、解説を務めるスタン・コリモア氏はリーグタイトルを争うには不十分なポジションがいくつかあると指摘する。英『Daily Mirror』によると、同氏が指摘したのは主に守備面だ。

「リヴァプールが真の優勝候補となるには、3つのポジションに補強が必要だ。まずはデ・ヘア級のGKが必要で、カリウスはデ・ヘアの半分ほどの能力があるかも分からない。センターバックではもう1人のファン・ダイクが必要だ。アルデルヴァイレルトやヴェルトンゲンなど安定感ある選手だ。ロヴレンは時折上手くやっていて、それに疑いはない。しかし彼にはシーズンを通しての安定感がない。中盤ではミルナーが若くないし、リヴァプールの柱となるうえでヘンダーソンにも確信が持てない」
前線に関しては注文がないようで、GK、ファン・ダイクの相棒、そして中盤に即戦力を加えてほしいと同氏は願っている。今夏にライプツィヒから合流するMFナビ・ケイタのことをかなり楽しみとしているようなのだが、ケイタとは別にチェルシーのエンゴロ・カンテのような中盤の潰し屋を同氏は求めている。

長いリーグ戦では失点を少なくすることが優勝への近道となり、毎試合攻撃陣の爆発に期待するわけにもいかない。守備の安定感はリヴァプールに欠けている要素で、それを整備して初めて優勝が狙えるようになるのだろう。

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