ヴェンゲルが語るアーセナルでの2つの後悔 22年の中で心残りなことは……

アーセナルを離れるヴェンゲル photo/Getty Images

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欧州のタイトルに届かず

今季限りでアーセナルを離れるアーセン・ヴェンゲルには、2つの心残りがあるという。22年という長い時間の中で後悔していることとは何なのか。

英『BT Sport』によると、1つはチャンピオンズリーグを獲得できなかったことだ。最も近づいたのは準優勝に終わった2005-06シーズン。決勝トーナメント1回戦でレアル・マドリード、準々決勝でユヴェントス、準決勝でビジャレアルを撃破し、決勝の相手はバルセロナだった。しかも、アーセナルはこの3チームとの試合を全て無失点で切り抜けている。決勝のバルセロナ戦も前半にソル・キャンベルの得点で先制して流れを掴んだのだが、76分から立て続けに2点を許して敗北。安定していた守備が最後に崩れてしまった。

ヴェンゲルは「最大の後悔はアーセナルでCLを獲れなかったこと。あと13分だった」と振り返っている。また、もう1つの後悔には今季のヨーロッパリーグを制覇できなかったことを挙げている。準決勝のアトレティコ・マドリード戦は1stレグで相手が早々に退場者を出し、アーセナルにとっては大きなチャンスだった。しかし、そこでゲームを決めることができなかった。
「もう1つの後悔はアトレティコとのゲームだ。未だになぜ我々がこの2試合で敗れたのか理解できない。第1戦で決めておくべきだった」

ヴェンゲルはこのように振り返っており、最後にヨーロッパリーグのタイトルをチームにもたらせなかったことが心残りとなっているようだ。

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