バイエルンが超大胆なローテーション フランクフルト戦のスタメンは記録に残る若い陣容に

先発のチャンス掴んだエビナ photo/Getty Images

10代の選手が先発に並ぶ

大切なレアル・マドリードとのチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグが迫っているとはいえ、バイエルン指揮官ユップ・ハインケスは29日のフランクフルト戦で非常に大胆なローテーションを採用してきた。

バイエルンはすでにリーグ制覇を決めているため、ブンデスリーガは消化試合だ。最大の目標はチャンピオンズリーグ制覇にあり、先日の準決勝1stレグではホームでレアルに1-2と敗れてしまった。2ndレグではアウェイの地で得点を奪いに行かなければならない。次のレアル戦が今季最も重要なゲームになると言ってもいいだろう。

そこでハインケスは、29日のフランクフルト戦でロベルト・レヴァンドフスキ、ハメス・ロドリゲス、トーマス・ミュラーら主力をベンチスタートとし、非常に若い選手たちをピッチに送り出した。先日クラブとプロ契約を締結した18歳DFルーカス・マイ、20歳のMFニクラス・ドルシュ、19歳FWメリタン・シャバニ、17歳FWフランク・エビナが先発起用されており、何とスタメンの平均年齢は24歳と35日。1971年以降ではクラブ記録となる若い11人だった。
それでいながら試合には4-1の快勝を収めており、ドルシュが期待に応えて先制点を記録している。怪我人が出ていることは残念だが、レアル戦へ最高の準備ができたと言えよう。一方のレアルも29日のレガネス戦ではアクラフ・ハキミ、テオ・エルナンデス、マルコス・ジョレンテ、ヘスス・バジェホ、ダニ・セバージョス、ボルハ・マジョラルらサブ組を先発させ、クリスティアーノ・ロナウドやルカ・モドリッチ、マルセロ、ケイロル・ナバスらは休んでいる。どちらも2ndレグへ向けてリーグ戦をコンディション調整に使ってきたわけだが、準決勝で最後に笑うのはどちらか。


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