攻め手に乏しかったマンU
5日にプレミアリーグの第11節が行われ、同リーグ2位のマンチェスター・ユナイテッド(以下マンU)が同4位のチェルシーと対戦した。
前節のトッテナム戦では自陣深くで守備ブロックを敷いたマンUだが、この試合の序盤は最終ラインを高めに設定。ハイプレスを敢行するものの、モラタやアザールが前線でタメを作り、徐々にチェルシーが攻勢を強めていく。40分にはコーナーキックからクリステンセンがヘディングで反応するが、枠内にシュートを放つことができず。両軍ともに決め手を欠いて前半を終える。
後半に入り、チェルシーは前線からのプレスを強めて一気に試合の主導権を握る。そして迎えた55分、アスピリクエタの敵陣右サイド寄りからのクロスにモラタがヘディングで反応し、貴重な先制点を挙げた。
劣勢に立たされたマンUのモウリーニョ監督は62分にマルシャルとフェライニを投入。[3-4-1-2]から[4-3-3]に布陣を変更して反撃を試みるが、チェルシーの守備陣がマンUのクロスをことごとく跳ね返し、チャンスを作らせない。89分にはフェライニがペナルティエリア内で決定的なシュートを放つが、GKクルトワがファインセーブを披露し、勝負あり。チェルシーがマンUのパワープレイを封じ込め、同リーグ3連勝を記録した。一方のマンUは高さを活かした攻撃が機能せず、リーグ制覇にむけて大きな課題を残している。
[メンバー]
チェルシー:クルトワ、アスピリクエタ、クリステンセン、ケイヒル、カンテ、バカヨコ、ザッパコスタ(→リュディガー 65)、アロンソ、セスク(→ドリンクウォーター 78)、アザール(→ウィリアン 87)、モラタ
マンU:デ・ヘア、バイリー、スモーリング、ジョーンズ(→フェライニ 62)、エレーラ、マティッチ、バレンシア、ヤング(→リンガード 78)、ムヒタリアン(→マルシャル 62)、ラッシュフォード、ルカク
[スコア]
チェルシー 1-0 マンU
[得点者]
チェルシー:モラタ(55)
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