ナポリ、支配率70%超えも今季2度目のドロー 指揮官「最後の場面で切れ味欠いた」

キエーヴォ戦を振り返ったサッリ監督 photo/Getty Images

ユーヴェが勝ち点差「1」に迫る

5日にセリエA第12節が行われ、ナポリはキエーヴォとアウェイで対戦した。

試合は、10勝1分で首位に立つナポリがゲームを支配し、いく度となく決定機を作る。データサイト『WhoScored』によると、シュートは計19本、ボール支配率は73%にも及んだが、最後までゴールを決めることができず。0-0のスコアレスドローで試合終了のホイッスルを迎えた。この結果、ナポリは開幕戦からの無敗記録を「12」に伸ばし首位をキープしたものの、今季リーグ戦2度目のドローでユヴェントスとの勝ち点差が「1」となり、絶対王者がすぐそこまで迫ってきている。

試合後、ナポリの指揮官を務めるマウリツィオ・サッリ監督が伊『MEDIASET PREMIUM』インタビューに応じ、次のようにキエーヴォ戦を振り返った。
「私は選手たちのパフォーマンスに関して、別に怒ってはいない。戦術的な面を見れば特別な試合になったし、我々はキエーヴォに何もさせなかった。ゲームが困難になってしまったのは、最後の場面で切れ味を欠いてしまったから。多くの決定機を作るも、相手を息の根を止めるには至らなかったからね。キエーヴォの思い通りになってしまった」

さらに、今後の意気込みについても語っている。

「(過密日程の影響で)鋭さを欠いた場合でも、試合に勝たなければならないチーム。だが、グラムやミリクに問題が起こり、2つの大きな戦力を失ってしまった。我々はこのような状況にいるが、チームは最善を尽くさなければならない。勝利へ向けて、少しでも切れ味が戻ってくることを願っているよ」

はたして、ナポリは過密日程の中でも勝利を重ねて行くことができるのか。同クラブは次節、18日にACミランと対戦する。悲願のスクデット獲得に向けて、正念場になるかもしれない。

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