今季のサッカー界で最高の“トラップ”? 推定75mのキックから生まれた超高速カウンター完成が話題に

スウォンジーが完成させたカウンターに注目 photo/Getty Images

GKからのロングパスをビタ止めトラップ

現代サッカーではGKにも高度な技術が求められており、GKから攻撃がスタートしていくケースも増えている。

今週その高度なキック精度を披露したのは、イングランド2部のスウォンジーでプレイするGKカール・ラッシュワース(22)だ。

ブライトンからレンタルでスウォンジーに加入しているラッシュワースは、20日に行われたハダースフィールド・タウン戦に先発。1点リードで迎えた85分には、相手の攻撃を防いだところからパントキックで一気に前方の味方へパス。
これを駆け上がっていたジョシュ・タイモンが見事なトラップで受け、そこからロナウド・ペレイラのゴールをアシストした。このプレイにはスペイン『MARCA』も注目しており、75メートルのキックから驚くべきコントロールとトラップしたタイモンのことも合わせて称えている。

このボールを蹴ったラッシュワースはイングランド代表メンバー候補の1人とも言われており、層が薄い今のイングランド代表に割って入る可能性も噂されている。左足のロングキックといえばイングランド代表の守護神であるジョーダン・ピックフォードも得意とするものだが、今回のラッシュワースのキックはそれを彷彿とさせるものがある。

このゴールに関してSNS上では「信じられないトラップ」、「ラッシュワースはビッグクラブのGKより良い」など、称賛の声が寄せられている。イングランド2部の戦いとはいえ、この一連の流れは今季の欧州サッカー界ベストゴール集に加えてもいいかもしれない。

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