2ゴール1アシストの活躍で逆転勝利に導くもマンU主将B・フェルナンデスは現状に満足せず 「最近の我々は勝つべきところほど勝てていない」「マンチェスター・ユナイテッドの選手である以上……」

圧巻の活躍を見せたB・フェルナンデス photo/Getty Images

「ゴールを決めるよりも試合に勝ちたい」 

プレミアリーグ第29節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦し、4-2の逆転勝利を飾ったマンチェスター・ユナイテッド。

先に失点を許す苦しい展開となったが、キャプテンのブルーノ・フェルナンデスの2ゴール1アシストの大活躍もあり、リーグ戦では3月のエヴァートン戦以来の勝利を飾った。しかしこの試合で圧巻のプレイを見せたB・フェルナンデスは現状に満足していないようだ。試合後英『Daily Mail』にて語った。

「得点できて本当にうれしいが、ゴールを決めるよりも試合に勝ちたい。ゴールを決めるのも私の役割の一部だ。しかし、私にとって最も重要なことは試合に勝つことなんだ。最近の我々は勝つべきところほど勝てていない。それも仕事の一部だよ。 8、9試合続けて勝つことができても、負けるとすぐに批判されるだろう。マンチェスター・ユナイテッドの選手である以上、試合に勝つことが求められる」
FAカップ準々決勝のリヴァプール戦(4-3)の劇的勝利以来、パフォーマンスに波があったユナイテッド。先週末に行われたFAカップ準決勝ではイングランドの実質2部であるチャンピオンシップのコヴェントリーに3点差を追いつかれ、あわや逆転負けを喫しそうになった。最終的にPK戦で勝利を飾ったが、試合後には喜んでいない選手もおり、複雑な表情を浮かべていた。

今シーズン、コビー・メイヌーやアレハンドロ・ガルナチョといった若手選手たちの台頭はユナイテッドにとって嬉しい発見であったが、思うように勝ち点を積み重ねていくことができず、現在はリーグ戦6位となっている。CL出場圏内のフィニッシュは厳しいが、FAカップの決勝やリーグ戦のアーセナルとの戦いなどユナイテッドの意地を見せなけれないけない試合は残っている。

シェフィールド・ユナイテッド戦の勝利で再びチームに勢いをもたらすことができるのか、シーズン終盤のユナイテッドとキャプテンのB・フェルナンデスの活躍に期待だ。


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