ベンゼマも去ったラ・リーガの得点王争いが大混戦 1位から10位まで“4ゴール”しか離れていない予想困難なレースに

ジローナのドフビクも16ゴールとブレイク photo/Getty Images

メッシ&ロナウド時代とはまるで異なるレース

昨夏にFWカリム・ベンゼマがラ・リーガを離れた影響も大きいだろう。今季ラ・リーガの得点王争いはかなり熾烈なものとなっている。

現在1位で並んでいるのは、レアル・マドリードMFジュード・ベリンガム、ジローナFWアルテム・ドフビク、オサスナFWアンテ・ブディミルで16ゴールとなっており、誰が抜け出すか予想が難しい。

さらにそれをヘタフェFWボルハ・マジョラルが15ゴールで追いかけていて、14ゴールのビジャレアルFWアレクサンデル・セルロート、アトレティコ・マドリードFWアルバロ・モラタ、13ゴールのアスレティック・ビルバオFWゴルカ・グルセタ、バルセロナFWロベルト・レヴァンドフスキ、12ゴールのバレンシアFWウーゴ・ドゥロ、レアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオールが続いていて、この点差ならば1、2試合でもひっくり返る。
昨季はレヴァンドフスキが23ゴールで得点王を獲得し、2位はベンゼマで19ゴールだった。まだ今季のラ・リーガは8試合残っているが、20ゴールを超える選手が何人出てくるかは微妙なところだ。

レヴァンドフスキも今季は現時点で13ゴールとペースが鈍く、ベンゼマの退団もあって得点王争いが激しくなった。誰が抜け出すか予想がつかないが、ラストスパートをかけるのは誰か。攻撃的MFのベリンガムが得点王に輝く可能性もありそうで、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドが超ハイレベルな得点王争いを展開していた2010年代のラ・リーガとは全く異なる戦いとなっている。

※一部所属クラブ表記に誤りがありました。訂正し、お詫びいたします。

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