欧州最高峰の舞台でも通用するか
今夏エヴァートンから7500万ポンドもの移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに移籍したFWロメル・ルカクは、その金額に見合う価値があるのかチャンピオンズリーグの舞台で証明する必要がある。すでにプレミアリーグで通用することは証明済みで、あとは世界最高峰の舞台でもゴールを量産できるのかが問題だ。
英『Daily Mail』によると、クラブOBのポール・インス氏もチャンピオンズリーグでルカクがどんなパフォーマンスを見せるのか期待している。同氏は7500万ポンドも移籍金がかかったストライカーが今まで1度もチャンピオンズリーグを経験していない例は意外だと語っており、その価値を示す必要があると考えているようだ。
「ルカクは今度の火曜日に今まで味わったことのないUCLの雰囲気を感じることになるだろう。ただ、間違いなく24歳の選手でUCLがキャリア初というのは遅れている。7500万ポンドものストライカーがこれまでUCLを経験していないのはかなり珍しいね。彼がワールドクラスのFWと思われたいのなら、この舞台で自身の価値を示さないといけないよ。ユナイテッドのグループはバーゼル、ベンフィカ、CSKAモスクワと厳しいテストにはならないはずだし、彼が困惑することもないだろう。ただシーズンの後半に決勝トーナメントでバルセロナ、レアル・マドリード、バイエルン、パリ・サンジェルマンのような本当のエリートと対戦する時のために早く学んでおく必要はあるね」
マンUがルカクを獲得したのはプレミアリーグを制するためでもあるが、チャンピオンズリーグ制覇も当然1つの目標だ。まずはグループステージでしっかりと結果を出して自信をつけておきたいところだが、プレミアが誇る怪物FWは欧州最高の舞台でも暴れられるか。