昨季から大幅に改善
ウェストハム、スウォンジーと開幕2連戦をどちらも4-0と圧勝したマンチェスター・ユナイテッドでは、3得点を記録した新加入のFWロメル・ルカク、今後の爆発を予感させる2得点を決めたMFポール・ポグバ、さらに途中出場から2試合連続で得点を記録したFWアントニー・マルシャルらに注目が集まった。
しかし見逃してはいけないのが、MFヘンリク・ムヒタリアンの存在だ。ムヒタリアンはこの2連戦で得点を記録したわけではないが、チャンスメイクでチームに貢献。この2試合だけで4アシストを記録しているのだ。米『ESPN』もプレミアリーグ1年目だった昨季から大きく変わったと取り上げており、ムヒタリアンの活躍は非常に印象的だ。
昨季も期待は集めていたものの、100%の実力を発揮できていたとは言えないシーズンだった。それだけにこのスタートは大きい。同メディアはマンチェスター・シティの攻撃をリードするMFケビン・デ・ブライネと同じような存在になっていると伝えており、ムヒタリアンは今や攻撃の中心と言ってもいいだろう。
ルカク、マーカス・ラッシュフォード、マルシャルらアタッカー陣が今後も得点を決めていくためには、ワールドクラスのチャンスメイカーであるムヒタリアンの活躍が欠かせない。